オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

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同人活動は結局『人間』と『社会』の中で行われている

 みなさんこんにちは、キダチです。

 今日はナントカ論を語りたいとか、何かあったとかではなく、最近SNSで見かけたいろいろなことについて感想を書きに来ました。

 思ったことをダーッと徒然なるままに書いたものなので、読みにくいかと思いますがよかったらお付き合いください。

 

 ここ最近、同人界隈を震撼させるアツい展開多くなかったです?

 「感想屋」が同人界隈を支配した話がバズって、「おけけパワー中島」という概念が誕生し、さらには「有料感想屋」まで現れ……。

 

 最近の展開について「私はこう思う」という意見をまとめる前に目まぐるしく状況が変化しすぎてうっかり記事を書きそびれてしまいましたよ!

 有料感想屋さんも、立ち上げからわずか数日でトラブル続きみたいですしね。

 

 「感想屋」の話も、「おけけパワー中島」の話も、いろいろ思うところはあるのですが、最近の同人界隈の様子をみて思ったのは「結局は社会だな」ということ。

 同人界隈をつくっているのは結局「人間」です。

 同人誌を作っている人も、ネットに作品をアップする人も、それを買う人、見る人もみんな人間なんです。

 

 なので、皆が機械のように作品を量産し続けることはできませんし、やる気がなくなることも、他のジャンルに興味が出ることもあります。

 感想が欲しいひともいれば、いらない人もいる。

 

 読み手側もそうです。

 感想を書きたい人もいれば、感想を書く時間がとれない人もいます。

 感想を送らないからといって本当のファンではないということではなく、感想を送る勇気はないけれどメッチャ好き!っていう感情を抱えている人だっているでしょう。

 

 どうにも、相手が自分の思い通りに動かなかったときにイライラする人が多いように思います。気持ちは分かりますけれど。

 

 わたしは「ジャンル」という場所で本を出す側の人間なので、ジャンル移動をするときに後ろ髪をひかれる気持ちもあります。

 わたしにも尊敬する作家さんがいるので、その人が自分のジャンルから離れようとしているのを感じると切なくなります。

 

 ですが、人間である以上、同人の多くが趣味の範囲で成り立っている以上、それは誰にも止めることはできませんし、止める権利もありません。

 

 感想についても、もらえたら嬉しいですが、人に求めることはできませんし、催促することはできません。

 好きな作家さんの本を買っても、毎回感想を送れるわけではありません。

 さらには「感想を送らなきゃいけない」「感想送ってないって思われてるかなあ」など気にすることも多くなってきて、少々窮屈に感じます。

 でも、やりたいことが多い中、感想を書くために時間をとることは難しいときもあります。だってオタクですもの。

 ゲームもしたいし、本も読みたい。アニメも見たい。

 さらには、わたしは書く側の人間なので、自分の原稿があります。時間足りないんですよ。

 

 だから許してくれというわけではないんですけど、そんな風にいろんな興味に急かされて時間を細切れに消費しているなかで、同じように過ごしているはずの人から同人誌の感想が届くと本当に嬉しいんです。貴重な時間を私のために使ってくれてありがとうって、思います。

 だから私も、あの人に感想を送ってみようかな、発行からだいぶ時間が経っちゃったけどいいかな、と思うようになるのです。

 

 同人界隈は、多くの人が趣味で触れるものです。

 本を作る・作らないも、感想を送る・送らないも善意で成り立っていると私は思っています。

 もちろん、本を手に入れるためにはお金を支払いますが、それは本と「交換」しているのであって、買った人は「お客様」ではありません。

 その人が趣味で作った素敵なものを、分けてもらっている、見せてもらっているという感覚でいるべきです。

 「なら無料でくれよ」という方もいそうですけど、本を刷るのにお金が必要なのでそういうわけにはいきません。

 無料のものがいい方は、pixivやTwitterにアップされているものをお楽しみください。

 

 本にするか、Webに公開するかも作家さんが決めることであり、読む人が強制することではないです。

「他の作家さんは無料でやってる!」とか「あの人は再録出してくれた!」とか言ってくる人いますけど、うるせえ私が決める!って思ってしまうんですよね。

 

 相手が企業なら、お客様にサービスや商品を提供することが求められますし、ユーザーの意見をある程度受け入れる必要もあると思います。

 同人作家さんにそれと同じ対応を求めてはいけません。

 相手は人なので、嫌だなあとおもったら離れて行ってしまいます。

 

 もし、ジャンルに残っていてほしい人がいるなら、その人を困らせることはしないことです。

 そして、その人がジャンルを移動することは、寂しくは思っても引き止めてはいけません。

 感想をたくさんもらってても、その作品のことが大好きでも、移動するときは移動してしまいます。

 

 変化は成長ととらえ、前向きに見送りましょう。

 あなた自身も、同じジャンルにずーっととどまるのも素敵ですが、あえて他の作品に手を出してみて、見聞を広げるのも大切だと思います。

 

 話があっちこっちしましたが、言いたいのは「みんな人間」で「同人界隈は社会」ということです。

 現実逃避して同人界隈で遊んでいるつもりでも、現実と同じ「社会性」は求められていることを肝に銘じておきましょう。

 

 そんなことを、あんスタmusicを遊びながら考えておりました。

 

 最後に、この場を借りて、メールをくださった方にお礼を申し上げます。

 「ブログ読んでいます!」「youtubeみています!」という旨のメールが時々届くのがとても嬉しいです。

 このような辺境ブログにメールをいただけるとは思っておらず、チェックを怠っており申し訳ありません。メールをくださる方がいらっしゃるから、毎日チェックしなければなりませんね。

 

 私生活と他の趣味との兼ね合いで、更新頻度が偏りがちなこのブログですが、読んでくださる方からの反応は励みになります。

 Twitterで共有してくださっているツイートも目を通しています。

 賛成意見も、反対意見も大変参考になっています。

 

 よかったら、これからも私のブログをよろしくお願いいたします。

 

 たまにはこういう、だらだらとした(?)日記を書くのもいいですね。

 これからはもうすこし気楽に更新していこうかなと思います!

 

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

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