こんにちはキダチです。
今日は読書の話。
私はオーディオブックを利用して、耳で読書をすることが多いです。
車通勤をしているので、運転中はできることが限られます。
ラジオを聴いたり、音楽を聴いたり。
その選択肢の中に「オーディオブック」があります。
学生のころは毎日本を読み、月の読書数は周りより多かったように思いますが、社会人になってからはどうしても読書時間が確保しづらく、読書量が減りました。
そんな時、ちょうどオーディオブックのように「耳で聴く本」というものを知り利用するようになったのです。
はじめのうちは、本の内容を音読してもらうことに少し抵抗がありました。
目で活字を追うのが大好きですから、目で読書を楽しめないのは少し寂しかったのです。
しかし、だからといって椅子に座ってじっくり本を広げる時間が確保できず、一文字も読書が進まないのでは仕方がありません。
耳でもいい、まずはこの本を読まねばと思ったのが始まりでした。
◆ラジオだと思えば違和感は減る
一度オーディオブックを始めてみると、なんで最初腰が重かったのかわからないくらいのめりこみました。
本を耳で読むということに違和感があったのですが、だれかの朗読を聞くラジオだと思えばその違和感はなくなりました。
むしろ、ほとんどラジオと変わりません。
読む速さも調節できるので、聴きやすい速さで聴くことができますよ。
目次ごとに聴くことができ、時間の目安も表示されます。
図版などが多い場合は耳だけでは理解できませんが、オーディオブック化している書籍は耳で読むのに向いている作品が多いです。
オーディオ化されている作品については、「図版を見ないとわかりにくいのでは?」といった心配がないのがよいです。
小説の挿絵などを見ることはできません。
しかし私は挿絵の役割は「イメージの補助」だと思っているので、耳での読書中は見れなくても問題ありません。
※オーディオブックは図版がある場合はオーディオファイルとは別に添付されているので、後で確認も可能です。
オーディオブック化されていない書籍でも、iPhoneの画面読み上げ機能で電子書籍を読んでもらうことができます。
しかし、本のレイアウトによってはうまく読み上げてくれなかったり、挿絵や図などが挟まると再生が止まってしまうことがあります。
オーディオブックはその心配もないのがいいですね。
欠点は、本の版面を確認したり、マーキングしたりメモをとることができないことです。私は車の運転などでメモができない場合以外は、ノートやスマホにメモしながら聴くことがあります。
心に残ったフレーズや、面白かった本、また読み返したい(聴き返したい)と思った本をメモするだけでも違います。
読書専用のメモ帳を用意したり、手帳に読書記録をつけるのも楽しいですよ。
自己啓発本・ビジネス書がおすすめ
人気の書籍や話題作はたいていオーディオブック化されるのが早いです。
本屋さんで平積みされるくらいの話題作は、会社の人や友人との話題にあがることがありますので、読んでいて損はありません。
私の場合は自己啓発本やビジネス書は一度読んだら読みかえすことはほとんどありません。なので「気になるから」と毎回買っていたら収納場所に困るのが正直なところ。
小説のように文章や文字の見た目、言葉の響きに浸るような楽しみ方もしないので、オーディオブックでラジオ代わりに聴くのであれば、自己啓発本やビジネス書がおすすめです。
通勤・通学時間で内容を把握できて、仕事や生活に役立つ。
そういった意味でも、オーディオブックではあえて自己啓発本・ビジネス書ばかり選択するのをおすすめします。
私は家でゆっくり本を読めるときは小説を、毎日の通勤では自己啓発本やビジネスホンを、と分けて読書しています。
◆変わらなきゃ!と焦っているけど今は休みたい人へ
最近オーディオブックで聴いた本の中で印象に残っている本をご紹介します。
自己啓発本というと「人は〇〇であるべき」「こういう時はこうしよう!」「効率的な〇〇のコツ」といったノウハウや考え方が強く主張された本が多い印象があると思います。
しかし藤野先生のこちらの本は「そのままの自分」をまず認めるところから教えてくれます。
変わりたいと思う気持ちに寄り添いつつ「まずは休みましょう」といった言葉から始まるところに安心感があります。
SNS疲れについても言及されており、現代の人間生活にも合っているなと感じます。
背中を押してほしい、ぐいぐい引っ張ってほしいと思っている方には物足りないかもしれません。
とにかく今は優しい言葉が欲しい方におすすめです。
今自分が求めているものに近そうでしたら、ぜひ読んで(聴いて)みてください。
ナレーションの方の声も聴きやすく、おすすめです。
今回はオーディオブックについてお話しました。
見たい番組、読みたい記事が多くなかなか追いつかない方が多いと思いますが、もしスキマ時間に耳がお暇してましたら、お試しください!