オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

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Google検索は特技になりますか?

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 私にとって分からないことはGoogleで調べることは当たり前のことです。

 当たり前すぎて意識していないことが、実は他の人にとっては有難い特技だったりします。

 今日は、Google検索ができることを特技としてとらえ、そこから自信につなげるというお話をしようと思います。

 

 

『調べればわかる』が当たり前じゃない人はいる

 

 普段あまりインターネットを使用しない方って、ネットで調べればすぐ分かることでも調べないんですよね。

 ITに馴染みのない世代の方なら仕方ないのかもしれません。

 しかし、バリバリのPC世代、スマホ世代でも、調べない人は調べないんですね。

 これを読んでいる方にも心当たりがある人がいるんじゃないでしょうか。

 調べればわかることを聞いてくる家族、友人、職場の人。そんな人たちに、ちょっとずつ時間を奪われている方、いるんじゃないでしょうか。

 

 『ggrksっていうスラングが昔流行りましてね』なんて雑談もしたくなってしまいます。

 念のため説明しておくと、ggrksとはググレカスと読み、Googleで調べればすぐ分かるだろうが』という意味で掲示板等で使われていました。初歩的な質問をするとよく怒られたものです。

 今でも使われているんでしょうか。最近の若い方には伝わらないらしくて衝撃です。

 Yahoo!でググれみたいなネタも通じないんでしょうか。

 

 分からないことは罪ではないんです。自分で調べてみて、それでも分からなかったら人を頼るのがいい。

 もちろん、人を頼ることもコミュニケーションのひとつなので、全部が全部悪いわけではないのですが。

 

 私は、職場ではPCに強い人と言う認識をされていて、パソコン関係で分からないことがあると、とにかく私が呼ばれます。

『キダチさんは何でも知っているね』『一社に一人キダチさんだねえ』なんて言って褒めていただけるのですが、私としては『調べればわかるでしょうが!』『同じ質問を何回もするな!』って感じです。

 人のパソコンの世話をしていたら終業時刻になっていたこともあります。

 

 そして皆さん言うんです。『何でそんなに詳しいの?』って。

 私はパソコン関係の教室に通ってたわけではありません。すべて独学で、必要なことしか頭に入っていませんし、最低限のことしか身についていません。

 Word、Excelの使い方、ブログの運営やYouTube動画の作成、なんでもGoogle検索でヒットした記事を読んで学んできました。

 こうだったらいいのに、これができたら楽だろうな、そんな感じで検索してみて『こんなやり方があるんだ』を繰り返してきました。その積み重ねの延長で、今も知識を摂取し続けている感じです。

 

 すべては楽をするため、そして楽しむため。自分のやりたいことのためです。

 Excelだって、『いちいち電卓で計算してたら大変だから』というきっかけで覚えればいいと思います。

 

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 前任が電卓でやってた仕事をExcelでシート化したら暇になった図

 

 上司から内線で質問があったとき、私はすぐわからない場合はネットで調べて、分かったことを上司のところに行き実践します。

 上司は私が何でもできると思っているみたいです。Googleですぐ調べて実行しているだけで褒められるのでこちらとしては楽ですね。

 

 上の人には『調べればわかりますよ』なんて言えませんので、遠回しに『Googleのことが一方的に好きなんですよ』とか『Wi-Fiないと息苦しいんですよ』なんて冗談を言って、『インターネットが得意』であるという印象を持ってもらっています。

 

 たまに勘違いして、壊れたパソコンの修理や、ソフトウェアの開発のようなことについて『できる?』って聞かれたりしますが、さすがにできません。私はエンジニアでも、プログラマーでもないので。

 

 パソコンが得意=プログラミングもできる、みたいな謎のイメージがあるのはなんとなく分かります。絵が描ける人はみんな漫画を描けると思われてたり、文章を書ける人はみんな小説を書けると思われてたりしますしね。

 

 前に勤めていた会社で、おじいちゃん上司に『お前は人のパソコンに侵入して大事な記録とかを盗み出すこともできるんか?』って聞かれたことあるんですけど、できませんよ。できたら何させる気だったんだろうと今でも思い出します。条件によってはハッカーになっていたかもしれません。

 

 話が少し脱線しましたが、パソコンやインターネットが不得意な人にとって、ちょっとでもできる人は『詳しい人』になります。

 Googleで調べて得ただけの知識でも、それによって相手の役に立てれば感謝されます。

 ネットで検索することが当たり前になっている人にとっては、それは大したことはないように思うかもしれませんが、これは特技と言っていい能力です。

 

 このブログを読んでいる方は、悩みの解決策を探してGoogle検索をして、ここにたどり着いてくださった方が多いはず。

 何か悩んだとき、疑問に思ったとき、Googleで検索してみる』という発想は、ごく当たり前に見えて、実は思いつかない方もいるという事です。

 

 

検索の仕方を知っているという特技

 

 Google検索が得意な人は、『and検索』ができます。

 このブログを見ている方は『え?そんなん当たり前じゃろ』と思う方が多いと思いますが、知らない方もいるんです。

 

 and検索とは、検索キーワードを空白で区切ることによって、複数の言葉を含む検索結果を表示することができる機能です。

 たとえば『飛行機』だけだと飛行機に関するあらゆるページが表示されますが『飛行機 北海道』と検索すれば、『北海道旅行用の飛行機』をすぐ調べることができます。

 さらに『格安』とか『GW』等のキーワードを足して、より欲しい情報へと近づけていきます。

 

 欲しい情報へ、より早く正確に絞り込んでいく力。これが備わっている方は意外と多くはないし、世代によっては苦手な方の方が多い印象があります。

 オタクは血管がLANケーブルかと思うほどのネット廃が多いため、そんなの当たり前でしょうって思うかもしれません。オタクは周りにパソコンに詳しい人が多いから感覚がマヒしているだけだと思います。

 

 会社等で、郵便番号を調べている人を見ていると分かります。

 検索が得意な人は『●●市●●町 郵便番号』と検索し、検索結果ページを見てメモします。

 検索が苦手な人はブラウザを開き『お気に入り』から『郵便番号検索サイト』をクリックして、そのページ内で都道府県から順番に市区町村を絞り込んでいきます。

 どちらが早く、欲しい郵便番号にたどり着くかは一目瞭然ですね。

 どちらも同じ情報に正確にたどり着く方法です。しかし、仕事が早い人になれるのは前者です。

 

 さらに言えば、ネット自体を使用しない人は、アナログの郵便番号簿を開きますので、スピードでは必ず勝てます。

 

 ネガティブな人は、自分ができることは、他の誰でもできて当たり前だと考えてしまうため、自分の特技に気づいていない方が多いように思います。

 しかし、ネットが得意な人や、検索して調べることに抵抗が無い方は、疑問が浮かんでからスマホを取り出し、グーグル検索欄にワードを打ち込むまでの時間がおそろしく短いです。

 グループ内の誰かが「これってどういう意味なんだろうねぇ」って口走った直後にはもうスマホを開いています。

 飲み会に行くとひとりは居ますよね。店の名前や料理の名前の由来を調べてくれる人。その瞬発力は、仕事の現場では活きるんですよ。

 

 

アナログのほうが強いときもある

 

 一般的にオタクと呼ばれる人はインターネットが得意で、IT関係の話題に抵抗のない方が多いです。

 なので、それを強みにして周りの苦手な方に教えてあげることによって、立場を確立することができます。

 しかし気を付けたいのは、頭でっかちにならないこと。何でもデジタルが便利なわけではありません。

 

 うちの営業に、社内の内線の番号やタスクリストを、すべてPC上に保存している人がいるんですが、人から質問を受けると『ちょっと待ってね』と言ってまずマウスをカチカチするんです。

 いちいちクラウド上のアプリを開かないと、欲しい情報にたどり着かなくなっています。そのアプリを常に開いておけばいいのに、と思うんですが先輩なので言えません。

 

 その人の机はとっても綺麗です。貼り紙もないし、PCに付箋ベタベタしてないし。

 でも、すべての情報をPCに入れているせいでとにかくレスポンスが遅い。

 

 内線番号はすべて頭に入れておくか、そうでなければ電話の横にすぐ見える形で掲示しておくほうがいいです。私はすぐ使う情報、よく使う情報、忘れてはならないことはすべて貼りだしています。

 上司や取引先から電話で確認があったとき、なるべく目線移動だけで情報を確認できるようにしてあります。

 

 社内共有のカレンダーにも情報は入力していますが、自分用にアナログのスケジュール帳もあります。

 予定の書き込みと確認はとにかくアナログが早いです。いちいちカレンダーアプリ開いて、新規作成で、タイトル付けて、時間選んで~じゃないんですよ。

 付箋やクリップで直近をすぐに開けるようにしてあるスケジュール帳なら、予定が入った瞬間、バッ(開く音)シャシャー(書く音)ですよ。

 

 おそらくデジタル中心になっている方は、デジタルとアナログ両方に入力する手間をかけるくらいなら、デジタルだけに絞ろうという発想なのかもしれません。

 しかしそれによって、上司やお客様をお待たせするよりは、即答したほうが気持ちがいいんじゃないかと思います。

 

 

デジタルもアナログも使いこなすことが重要

 

 デジタルのスケジュール帳は、過去の案件を検索で引っ張りだすのに便利です。

 また、スマホなどコンパクトな端末ですべて確認できるので、持ち運びに便利でスタイリッシュです。

 

 ちゃんと使いこなしている方は全部デジタル化しててもアプリの立ち上げも早いし、そもそもアプリは常に立ち上げているため、レスも早いです。

 ようはアプリや社内システムは、導入だけで満足せず、手際よく使いこなさないと意味がないということ。

 

 そして、使いこなそうとしない方や、忙しいからと学ぶ時間を惜しむ方、デジタルに抵抗感のある方はいつまでも『アナログの方が早い』『人に聞いたほうが早い』から脱せないということ。

 

 デジタルの得意なこと、アナログの得意なことを、どちらも活かせる人になりましょう。

 そして『周りの人よりも調べものが素早いということ』や、『新しいアプリやシステム導入に抵抗感が無いこと』が特技になりえるという事に気づいていただきたい。

 

 今日の記事の内容は、自分に自信がない職場の後輩に語ったことをきっかけに『あ、これブログに書こ』と思ったことを中心に組み立てました。

 後輩にはGoogle先生の頼り方』を教えていこうと思います。

 

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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