オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

同人誌を出すタイプの女オタクの雑記ブログ。同人女の自己肯定感よ上がれ

相手の『嬉しい』は相手が決める それは善意の押し付けかも

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 今日は、マシュマロや通話サービスでお悩み相談をしていて考えていることを書きます。

 私のことかも、と心当たりのある方もいるかもしれませんが、個人を責める意図はありませんので、『よくある話』として読んでください。

 

 

相手に善意を押し付けてはいけない

 

 見出しからグッと身構える方もいらっしゃると思いますが、すみません続けます。

 前にも何度か話題にしている、自分が発行した同人誌をタダで配ってまわる行為についてお話します。

 

 同人誌即売会では、同カプのお仲間や、相互フォロワーなど仲の良い方に、ご自身の新刊を無料で提供しようとする人がいます。

 

歯に衣着せずに答えすぎたなと反省しているこちらのマロを戒めに引用します。

 

 この方に限らず、無償で本を渡すことによって起きたモヤモヤやトラブルについての相談はいくつかいただいています。

 

 本を渡すご本人は、

 

・タダなのだから相手に負担をかけない。

・相手は何も損していない。

・喜んでもらえるはずだ。

・お返しに相手の本も頂けて優しい世界だ。

 

 と考えていると思います。

 しかし実際、渡した相手はこう考えている可能性があります。

 

・もらったのだから、返さなければならない

・タダだと悪いからお金を払って買わせてほしい

・本当はお金を払ってまで欲しいと思っていない

・欲しくない本のために自分のお金や本を返さないといけない

 

 たとえ、本をいただいたことを心から喜んでいても、対価は気にするものなのです。

 仲の良い友人でも、自分ばかり割をくっては面白くないもの。

 相互フォロワーくらいの仲だと、よりギブ&テイクは意識した方がいいと思います。

 

 友人の家に遊びに行くときは手土産を持っていく。

 誕生日プレゼントをもらったら相手の誕生日にもお返しをする。

 推しのライブに付き合ってもらったら、今度は相手の推し活に付き合う。

 何かをしてもらったら、ありがとうと言う。

 

 大小さまざまですが、ギブとテイクのバランスで交友関係は成り立っています。

 

無料で新刊を配る行為は自己満足

 

 本人のことはとっても好きだけど、今回の新刊は私の解釈と合わない・地雷である・読みたくないという場合はよくあります。

 その場合、タダだから嬉しいでしょと言わんばかりに『新刊さしあげます!』と渡されたら、上記のようにお金を払わないと悪い・タダでもらっても感想を伝えられない・そもそも地雷なのだから辛いと色々な感情が渦巻いてしまいます。

 

 確かにひと昔前、コミケができたころは、本は交換が基本だったそうです。

 本を作れない方が、どうしても相手の本が欲しい時に印刷費を支払ったことが、今の頒布形式のはじまりなんだとか。

 

 その時の名残りで、今でも交換が主流の界隈があるのかもしれませんし、皆さんが納得して交換会が行われている界隈があるのかもしれません。

 その場合はいいのですが、私の感覚ですと、本を無料で渡す行為は相手に気を遣わせるだけだと思ってしまいます。

※男性向け界隈では今でも新刊交換が主流のところもあるとお聞きしました。

 

 

 前に売り子をしてくれた人に、お礼としてお菓子と自分の新刊を渡したことがあるのですが、その方は新刊のほうには一瞬微妙な反応をしました(彼女が普段愛でていたカプとは別のカプだったので、見間違いではないと思います)

 

 なので、私は即座に『ごめん、こっちは要らないよね』と引っ込めたのですが結果相手にも気を遣わせて『いいよ! お金払って買うよ!』と言ってくれたんです。彼女はいらない本を、お金を払って買ってくれました。

 

 『うん、ごめんね読めない』と言ってもらえたら私は大丈夫でしたが、私が彼女の立場だったとして目の前で『要らない』と言えるだろうかと考えてしまいました。

 しまったな~と思った件として今でも印象に残っています。

 彼女とは今でも相互フォロワーで、ジャンル関係なく仲良くしてもらえていますが、時々思い出しては反省しております。 

 

 プレゼントとは、相手の感謝の気持ちを無意識に強制する行為です。

 新刊を無料でプレゼントするメリットとはなんでしょうか。

 

・相手に喜んでもらえる

・新刊を相手に読んでもらえる

・相手に新刊の感想をもらえる

 

 これ以外にあるとすれば、新刊を無料でプレゼントすることで承認欲求が満たされるということでしょうか。

 いずれにせよ、そのどれもが相手の気持ちや行動に依存しており、相手への心理的負担になってしまっています。

 そのプレゼントは、自己満足ではないでしょうか。

 

 よく知った友達や、これからもずっと関係が続いていくと思える仲なら、とびきりのプレゼントを素直に受け取ることができますし、渡すこともできます。

 今後も、その人との付き合いが続いていくことが想像でき、相手にもいつかお返しをしようと心から思えるからです。

 これからも仲良くしてほしいという想いがお互いにあれば、そこに損得の気持ちは無いはずです。

 

 しかし、よく知らない相手や、知り合って間もない相手、ジャンルとカップリングが同じというだけでリアルでの付き合いはない相手に無償で物を渡されてしまうと、受け取った本人は困惑してしまうのです。

 どうやってお返ししよう、次に会う機会は? と考えるのが普通です。

 

 お返しをする機会が巡ってこなければ、それまで相手に借りを作っている状態になるのです。

 

 プレゼントって、相手に喜んでもらえるてっとり早い手段に見えますよね。

ですが、実は信頼関係がないと失敗しやすい手段なんです。

 

 気を遣わせない仲にならないと、高価なものはプレゼントできませんし、もらえません。

 今回のお話は同人誌ですが、同人誌は一冊のお値段が安価だとしても、作りての時間と労力と愛が詰まっているので、受け取る側はないがしろにできません。

 タダでは悪いとお金を払おうとするし、自分の新刊をかわりに差し出そうとするのが普通の感覚だと思います。

 

 

イベント会場での差し入れは別

 

 ここまで読んで、もしかして同人イベント会場でサークルさんに差し入れ渡すのってNGなの!?って思った方がいると思いますが、私はそれはある程度のお値段までなら問題ないと思っています。

 なぜなら、それは差し入れを渡すのが慣例として浸透しているからです。

 そして、差し入れには、『お返しを期待しない』という暗黙の了解がある気がするからです。

 

 

 高価すぎるものは相手を恐縮させてしまうと思うので、その場にふさわしい丁度いいものを渡しましょう。

 差し入れを遠慮することを、お品書き等に明記しているサークルさんもいますので、そこは注意しましょう。

 

 

 

結局お互いに新刊を買いあうほうが幸せ

 

 お互いの新刊が、お互いに欲しい仲なら、交換したほうが早いかもしれません。

 しかし印刷費や頒布価格が違いますので、その交換はあまり対等とは言えません。

 また、『あの人には無料で本を渡すのに、私にはくれないんだ?』と感じる方が周りにいるかもしれませんし『あの人とは交換だったのに、私のは普通に買うんだ』と思う方もいるかもしれません。

 もし交換するなら、人から見えないところで行うのが良いと思います。

 

 そして、何も言わずとも、こちらから渡さずとも、相手から『新刊ください』と言われるほうが嬉しいと私は思います。

 相手の方から欲しいと言ってくれる機会を、こちらから渡すことによって逃すのももったいないという考え方もあります。

 

 相手のほうから欲しい、くださいと言われなかったら確かに落ち込みます。

 だからといって、こちらから無料で差し出してまで『嬉しいです』という忖度の言葉を頂くわけにもいきません。

 

 『もらって嬉しい』『欲しい』は相手が決めることです。

 無料で差し上げることによって、相手に『欲しい』と言わせているかもしれないと、考えるほうが無難です。

 そこまでドライに考えなくてもよくない? 気持ちよくお互いに渡しあって、もらい合えばみんな幸せじゃん。と思う方もいるかもしれませんが、それこそ相手の気持ちをこちらが勝手に決めてしまっています。

 

 お互いにとって一番いい距離感で、その場にふさわしい押し付けではないプレゼントを渡し、お金など頂くべきものは頂くのが、結局一番の思いやりなのではと思います。

 

 ちなみにわたしは頂けるものは喜んでいただきますが、やはり高価すぎるものは恐縮してしまいますね。

 

 偏った考えもあったかと思いますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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