オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

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いいねの数は実力のパラメーターではない 二次創作小説書きのブログ

 

 同人をしている人の話を聞いていると、「自分より上手くないように見える方のほうが自分よりも「いいね」の数を稼いでいる」というお悩みがよく飛び出します。

 

 いろんな創作界隈どこでも同じようなお悩みは多いと思いますが、この記事では特にTwitterに投稿される二次創作」の作品であることを前提にお話しますので、一次創作をされている方には一部当てはまらないことがあるかと思います。

 また、pixiv等の投稿サイトではなく、Twitterを中心にお話しますのでお願いいたします。

 

 SNSの数字の話になりますので、既に閲覧数やいいね数に振り回されずに活動できている方にとっては、分かっていることが多いと思います。

 

目次

 

 

いいねの数は閲覧数に影響される

 

 Twitterで人の作品に「いいね」を押す時はどんな時でしょうか。

 

・タイムラインに作品が流れてきて、気に入った時。

・タイムラインに作品が流れてきて、後でじっくり見ようと思った時。

・検索をしていて見つけた作品を気に入った時。

・検索をしていて見つけた作品を、後でじっくり見ようと思った時。

 

 他にもあると思いますが、概ね上記のように「作品を見つけた時」にいいねすると思います。この作品好きだな、良さそうだな後で見よう、などいいねの理由は様々ですが、見つけてもらわないと「いいね」されるチャンスが来ないといっても良いと思います。

 

 閲覧数(インプレッション)はタイムラインに表示されただけで数字がまわるので、閲覧した人全員がその作品のターゲットとは限りません。

 しかし、まず見つけてもらわないと「気に入るかどうか」「いいねするかどうか」の土俵に立てないのです。

 

 どんなに精巧なイラストであっても、どんな感動的な漫画であっても、見つけてもらわないと誰かの心に届きません。

 また、Twitterは常に流動的で、人が多い時間や皆が作品を楽しむ余裕のある時間が違います。フォロワー数も違えば、RTする作品の傾向もバラバラ。

 そんな中で、作品が平等に閲覧されるとは限りません。

 

 美術館や博物館ですら、チケットを買って入場した人全員がすべての展示物を平等に見るわけではありません。目当てのものがある人、なんとなく眺めて通り過ぎる人、気に入った物の側で立ち止まる人。

 順路の都合や、目立つ展示の反対側にあるからという理由で、目立たない展示もあるでしょう。

 

 Twitterも同じで、誰かに作品を「いいね」してもらうには、人に見てもらえる場所に目立つように投稿しなくてはなりません。



閲覧数はどうすれば伸びるのか

 最初のハードルは「見てもらうこと」です。つまり閲覧数を稼ぐこと。

 上手な作品、誰かの心を掴んだ作品は口コミでも広がりますし、検索でも見つけてもらえます。

 しかし、RTによる拡散が圧倒的に速いです。

 「この作品素敵だから見て」とLINEや口頭で友達に共有したり、人がキャラクター名を入れて検索するスピードよりも、1人のフォロワーがその数百・数千人のフォロワーのTLに共有してくれるRTのほうが圧倒的に閲覧が伸びるんです。

 RTした人のフォロワー全員がその作品を気に入るわけではありませんが、見てもらえるチャンスはかなり増えます。

 

 あなたが「良い作品は検索して見つけてもらえるはず」と考えている間に、誰かの作品がRTされて一瞬で10人に見られているかもしれません。その10人がRTしてそれぞれに10人ずつフォロワーがいたら一気に100人に見られるわけです。

 波に乗ればネズミ算式に拡散されていきます。検索や口コミを待っていてはスピードでは叶いません。

 

 つまり、作品の閲覧を伸ばすには、あなたの作品をRTしてもらわなくてはならないのです。

 

※最近はフォロワーがリアクションしている作品が「おすすめ欄」に載るようになったので、前よりも見られるチャンスは増えたように感じます。ただ、これもおすすめされるように沢山のリアクションを頂かなくてはなりません。

 

「いいね」は平等に「1ずつ」付く

 上手な作品でも見られない時は見られないし、自分より上手くないと感じる作品が何故か沢山いいねされていることもあります。 

 ついつい人とのいいねの数を比べてしまいますが、当然ですがいいねの数=実力のパラメーターではありません。

 

 ここで考えたいのは「いいねの中身」についてです。

 皆さんは誰でも簡単に気に入ったツイートに「いいね」することができます。

 ちょっとクスっとしたもの、かわいい~と思ったもの、後で見返したいと思ったもの、感動し心揺さぶられたもの、すべてにいいねができます。

 そして、1つのアカウントが1つの投稿に「いいね」できる数は等しく「1」なのです。

 そのひとつひとつの中身については詳しくは分からず、ただ数字だけが回ります。

 

・10人を泣かせた感動巨編=10いいね

・10人を笑わせた4コマ漫画=10いいね

 

 上記のふたつは、いいねの中に含まれている感情が全然違うのに同じ10いいねです。

 

・見た100人が誰もが「上手い」と認める超絶技巧のイラスト=100いいね

・見た100人誰もが「萌える」と感じた落書き=100いいね

 

 上記の二つは、作品にかかっている時間や描いた本人の実力に差があると考えても同じ100いいねがついています。

 言い方はすごく悪いですが、下手だろうが落書きだろうが見た人が「良い」「萌える」と思ったら「1」いいねが付くんです。

 

 いいねは1アカウントにつき、1投稿に1しかつけられませんが、いいねを付ける対象の数に制限はありません。

 いいなと思った作品すべてにいいねすることができるのです。

 

 ひとつのアカウントが1日の間に付けられるいいねの数に制限があったら厳選するかもしれませんが、皆さん案外気楽にぽちぽちいいねしているものです。

 

 なので、誰かが誰かに「いいねを付けるかどうか」のハードルは低いところにあるのです。そのハードルを越えてさえいれば、落書きだろうが、色塗りまで済ませた大作イラストだろうが「1いいね」なのです。

 

 だったらそのハードルを多く越えたほうがいいねの数は増えます。

 やっぱりRTされて、沢山の人に見てもらう必要が出て来るわけです。

 

A 100人に見られたイラストのいいねの最大値は100

B 1000人に見られたイラストのいいねの最大値は1000

 

 専門家に見せた場合に「Aのほうが上手い」としても、見てくれた人が100人ならいいねは100より大きくなりません。

 Aは100人中50人いいねしてくれたら打率5割ですが、Bがもし1000人中200人いいね打率2割だったとしても、「いいね数」だけ見たら負けてますよね。

 

 この時点で「ああそうか、いいねの数だけに囚われないで創作しよう」と思えたらここから先の記事は読まなくても大丈夫です。

「それでも私はたくさんのいいねが欲しい!」という方はお進みください。



RTで多くの人の目にとまり「いいね」されるには

 私は長編小説を書くタイプの字書きですが、時々文庫メーカー1枚分におさまるくらいの数百字の小ネタを出すことがあります。

 長編よりも小ネタのほうがたくさんいいねされます。さらに言うと、小ネタのRT数が伸びるのが速いです。

 

 長編は投稿直後につくいいねは「後で読もう」「投稿お疲れ様」のいいねですよね。投稿直後にRTしてくれる方もおりますが、RT後のコメントは「待ってました!」「〇〇さんの新作だ!」というニュアンスなので読み終わっていません。

 読み終わってからRTして「良かった~」と言ってくれる人ももちろんいますが、読み終わるまでの時間は音沙汰がないので、RTの拡散速度は当然遅いです。

 

 一方、画像1枚におさまっている数百字の小ネタは気楽に読まれ、読み終わるまでの時間も短いので「いいね」や「RT」などのアクションにうつるまでの時間が短いです。

 

A 読むのに30分かかる小説

B 読むのに5分かかる小説

の2点を例に考えてみましょう。

 

 単純に考えた場合、Aの読むのに30分かかる小説は30分に1回リアクションをもらえるチャンスが巡ってきます。

 5分で読み終わる小ネタは5分に1回のチャンスがあるとしたらどうでしょう。

 誰かが30分かけて小説を読んでいる間に、5分の小ネタは単純計算で6回リアクションのチャンスが巡ってきているわけです。

 

 30分という同じ条件で、10人フォロワーのいる人が全員リアクションする前提としても、

 

A 30分で10人がRT→100人の閲覧

B 5分に1回10人がRT×6→10×10×10×10×10×10=100万人の閲覧

 

 実際こんな上手く拡散されるわけありませんが、上記の数字だけみてもチャンスの数は明かに差がありますよね。

 ちなみに閲覧した人がリアクションを起こす確率が仮に1割だとしたらこうなります。

 

A 30分でフォロワー10人中1人がRT→10人の閲覧

B 30分でフォロワー100人中10人がRT→100人の閲覧

 

 RTしてもらえる割合が同じ1割でも、初動のフォロワー数が違うので結果が全然違います。ましてや、フォロワー10人の人ばっかりじゃないですよね。

 フォロワー100人いる人、1000人いる人、万単位の人もいます。

 

 つまり、「フォロワーの多い人にRTされたら見られるチャンスが増える」という当たり前で世知辛い結果にたどり着いてしまうわけです。

 

 回りくどくだらだらと語ってしまいましたが、シンプルにまとめるとこうです。

 

・上手くても、そもそも見てもらえないと「いいね」されない。

・技術が拙くてもRTされれば見てもらえるチャンスが増え、結果「いいね」が増える。

 

 冒頭で言及した「自分より上手くない(下手な)作品のほうがいいねされてるのは何で!?」というお悩みの答えがこれです。

 

 RTによる拡散で閲覧を伸ばし、その中でいいねしてくれる数パーセントの層の視界に入ることが大事なのです。

 拡散力には、ぱっと見た感じの上手い・下手にはあまり関係がないように思います。

 

 いいねする理由がひとそれぞれであるように、RTする理由もひとそれぞれです。

 面白いのが流れて来たらなんでもRTする人、厳選してRTする人、仲良くしている人の作品が上がったらRTする人。

 

 フォロワーの多い人は影響力も大きいので、RTする作品には慎重になっている側面もあると思いますが、RTされたらその恩恵はデカいです。

 数字が欲しいなら、フォロワーの多い人にRTしてもらえるような動きをする必要がある場合もあります。悔しいかもしれませんが!

 

 さらに二次創作はファンとファンの交流、妄想の共有を兼ねている場合が非常に多いため、絵や文の実力よりも、「共感」を求められる傾向があります。

「萌える!」「かわいい!」「みんな見て!」と気楽にRTされるものがやっぱり強いです。

 上手な作品はかえって「私だけで楽しもう」と隠されたり「自分より上手い人の作品はRTしたくない」という感情で拡散を抑え込まれたりもするかもしれません(妄想ですが)

 

「あいつ下手なくせに大手に擦り寄ってRTされてちやほやされやがって~~~~」という感情を抱くのは仕方ないですが、自分の方が上手いと思うなら、相手が実力以外の影響で獲得しているRT・いいね数になんか振り回されないでください。

 

 心のどこかで羨ましいと思っているから、自分の絵に魅力がないのかと不安になっているから、他人の数字が気になるのではないでしょうか。

 でしたら自分の実力を磨くに他はありません。

 

「上手けりゃ拡散されなくても評価される!」もごもっともですが、SNSでは「上手くて拡散力もある人」には勝てないのです。

 絵や文の魅力や技術以外にも、SNSの数字はたくさんの要素に左右されています。

 その色んな可能性に気づいてアプローチできる、広い視野を持ちましょう。

 

 いいねは少ないけど、あんまり交流してないから仕方ないか。

 でも意外とブックマークはされているな、後で読んでもらえるかも。

 毎回感想くれる人がいるから、いいね少なくてもいいもんね。

 私は私が楽しければいいし、楽しみにしてくれてる人が一人でもいれば満足

 

 これは私が自分に言い聞かせていることです。全部事実ですが、やっぱり貰えるものなら数字も欲しいですよね~欲張りなので。

 

 自分が無理をせず楽しくやれる範囲で、納得のいく活動ができるといいですね。

 分かりづらい文章をここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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