お話できる範囲が狭くなりそう
特に二次創作で同じジャンルを好きな同志を見つけるのに大変重宝しますね。
ライブドアニュースによると、Twitter社が年内に、『ツイートにリプライできる人を制限できる機能を実装する』と発表しました。
もしこれが本当に実装されたら、ツイートしたときに、リプライを受け付けるかどうかを選択できるそうです。
選択できる内容は以下の通り。
・従来通り
今まで通り誰でもリプライできる。鍵垢やブロックしている垢からのリプが見えないのも従来通り。
・フォローしている人及びメンションしている人のみ
ツイート主がフォローしている人と、ツイート内で名前が挙がっている人(@つき)のみリプライが可能。
・メンションしている人のみ
ツイート内に名前が挙がっているアカウントのみ返信することが可能。
・全員不可
誰もリプライできません。独り言です。
5000RT:【年内にアプデ】Twitter、リプライできる人を制限可能にhttps://t.co/WHukgQdLRU
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年1月9日
「従来どおり」「フォロー中のアカウントとメンションした人のみ」「メンションした人のみ」「全員不可」から選べるという。 pic.twitter.com/0wQ7mb1M8o
実装されたらどうなる!? メリットとデメリット
この機能を使うと、Twitter内で会話をする人を制限することができます。
同人活動(二次創作等)をしているオタクたちにとってのメリットとデメリットを考えてみました。
★メリット
・公式へのクソリプが見えなくなるかも
公式アカウントや声優さんのアカウント、多くのファンがいる同人作家のアカウントなど、フォロワーがたくさんいるアカウントにはどうしても心無いリプライが飛びます。
ツイートする際に主がリプライ不可にすることによって、クソリプや誹謗中傷が集まるのを防ぐことができそうです。
粘着質なファンに悩んでいる方には大きなメリットになりそうです。
・企画の質問、問い合わせ等を管理しやすい
企画の告知用のアカウントなど、リプライで質問が飛んできそうなアカウントでも効果を発揮しそうです。
告知用のツイートに質問リプライが沢山飛んでくると、管理できないなあという場合、プロフィール欄に設置した質問フォーム等への誘導がしやすそうです。
メンションした人のみ許可した場合、企画の主催メンバーのみリプツリーを作ることができるので便利そうですね。
・話したい人とだけ話せる
SNSを利用するからには、必ず向き合わないといけないのが「話したくない人からのコンタクト」です。知らない人からのリプは見たくない、身内とだけ話したい場合はメンションしている人のみ、を選ぶとよさそうです。
スポンサーリンク
★デメリット
・話せる範囲が狭くなり、交流が閉鎖的に
作品を発表したり、絵を載せてくれる方に感想を送りたいのに、リプライが許可されていない場合、その反応が送りづらい人がいるかもしれません。
また、これまで話しかけやすいと思っていた人がリプライを許可しなくなり、交流を身内のみに絞ってしまう場合、同人界隈のグループ化と身内化が進みそうです。
仲間外れの手段にされないことを祈ります。
・リプライできる範囲を毎回設定するのが恥ずかしいんじゃないか
「あいつ、毎回全員に許可してるのに1通もリプライ来てないわwww」って思われるの、ちょっと怖くないですか? 考えすぎですか?
従来通りの場合、どのように表示されるのかすごく気になります。
・FF外から失礼されなくなり、デマがそのまま拡散される
知らない人からのリプライは、何も悪いものばかりではありません。思いがけず嬉しい一言をいただけたり、間違いを正してもらえたりします。
特にバズっているツイートが間違っていた場合に、FF外から失礼します!と間違いを指摘してくれる人がいますが、それが許可されていないと、デマがデマのまま拡散される恐れがあります。
いわゆるパクツイや、無断転載をしているアカウントが暴走しないか心配ですね。
通報するしか手段がなくなってしまったら、情状酌量の余地があるにも関わらず即凍結される人も出てきそうで怖いですね。
上手に使っていきたい
とりあえず今思いつく限りメリットとデメリットをあげてみました。他にもいろいろ出てくると思います。
Twitterがこのような機能を実装しようとしている背景には、SNSでの誹謗中傷が集中しアカウントを閉鎖する人が相次いだことがあると思います。
リプライを制限する機能は、誹謗中傷に悩んでいた人たちにとっては救いとなる機能になるでしょう。しかし同時に応援のリプライや声援も送れなくなってしまいます。
心無い人たちの行動によって、モラルのある人たちの自由が制限されていくのはとても悲しいと思います。
せっかくの新しい機能を、新たないじめの手段とする人が出てこないことを祈っています。
こんな記事も書いています
スポンサーリンク