オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

現在YouTubeを中心に活動中です。

ブロックされている相手にリアルイベントで挨拶された話

 この記事では、私のリアルイベントでの体験談の一部を紹介しようと思います。
 縁が切れていたフォロワーと現地で復縁した話です。
 ただの私の思い出語りですが、お付き合いいただけますと幸いです。

 

 Twitterで私をブロックしているのに同人誌即売会会場で私に話しかけてきたフォロワー。仮にAさんとします。彼女とのエピソードです。
 ブロックされた本当の理由は私にはわからないので、憶測を含みます。

 あと二次創作の腐女子同士の話なので不毛です。ご了承ください。

攻め違いカプにいっちゃったAさん


 Aさんは私と、もともと推しカプが一緒でした。
 ですが、後から出てきたキャラクターDとの「攻め違いカプ」にAさんが転向したのです。
 わたしがB×C、彼女がD×Cを推すという感じになりました。
 それ自体はぜんぜん問題ないのですが(そりゃちょっと残念でしたけど)キツかったのは、彼女が私のB×CにD×Cの話題を混ぜてくることでした。

 プライベートでも一度遊んだことがあるくらいには仲が良かったし、Twitterでもよく絡んでいたのでカプが変わっても彼女の態度は変わりませんでした。
 変わったのは多分私で、私は彼女のD×Cに関するリプがキツくて少し距離を置いてしまっていました。

 特にキツかったのは、私が推しカプB×Cの話をツイートしているのに「その後Dくんと××するんですよね」とか「その知識Dくんに教えてもらったとかよくないですか?」とかリプしてきたこと。よくねーよ!混ぜるな!

 B×Cが地雷ではなかったので、Aさんと話すときにD×Cの話が中心になるのは平気だったのですが、私のB×CにDを混ぜてくるのが無理でした。
 そんな感じで私から話しかけることがなくなり、距離ができたころに私は相手からブロックされました。
 まあ、相手の話に付き合ってあげられなかったから当然かなあと、納得していました。

 

私をブロックしてるのに挨拶に来てくれたAさん

 その後しばらくして、ジャンルオンリーイベントが決まり、数か月後に開催されました。私も彼女も当然のように参加。
 大きなジャンルではなかったので、受キャラが同じだからか同じ島の同じ列に配置されました。
 隣じゃないし、まあいいか~くらいに思っていたら、なんと彼女が差し入れを持って挨拶に来たのです。

 私のことブロックしてるのに!? 何故!! と思ったら彼女は気まずそうにしながら「私がカプ変わっちゃったから前のカプの人を勢いでブロックしてしまって……良かったら、もう一度フォローしてもいいですか?」と聞いてきてくれたのです。
 正直彼女と縁が遠くなって安心していた部分もあるのですが、わざわざそんな風に言われて断るという選択肢がなく、私は「いいですよ~! そういうこともありますよね」と承知してもう一度相互フォローになりました。
 それからは普通に接していたのですが、やはり一度ブロックされた経験と、もともと彼女に感じていた違和感等があったので元通りとまではいきませんでした。

 今改めて考えてみると、彼女が再フォローを申し出てくれるほど反省したのは「勢いでブロックしたこと」だけで、「私のB×C語りにDを混ぜてきたこと」については何とも思っていなかったかもしれません。

 前のカプの人を勢いでブロックしたはいいが、「よく考えたらリアルイベントで会うじゃん!?」と気づいて「自分のジャンルの居心地を悪くしないためにブロックした相手に声をかけて回った」のかもしれません。狭いジャンルだったので。

 

 彼女はその後も相変わらず押しカプ語りを積極的に行っていました。変わったのは、むやみに人にリプライをしなくなっていたこと。それは良かったのですが、やっぱり1対1で話すときは彼女の推しカプの話になるので気は遣いました。
 良く考えたら私はただ彼女に振り回されただけじゃん……と今なら思ってしまいますね。

 残念ながら私と彼女の仲は元通りにはなりませんでしたが、「後先考えずにブロックするとリアルイベントで気まずい」と彼女が気づいてくれたっぽいのが幸いかなと思います(想像の域を出ませんが)
 今はもう彼女とは繋がっていませんが、どうやって縁が切れたのか思い出せないです。多分、私がアカウントを移行したときに連れて行かなかったんだろうなあ。

 彼女のいいところは、現地でブロックした相手に話しかけて謝ることができる部分だと思います。
 たとえ自分のためだったとしても、どう思われているか分からない相手(それもマイナスの可能性が高い相手)に話しかけるのは絶対勇気がいりますよね。
 そしてリアルイベントでは顔と顔を合わせるので、オンラインよりも仲直りできる確率が高いかもしれません。
 リプやDMではなく、文字通り「面と向かって」謝ることを選んだところがすごいなと思います。
 今後もし誰かと気まずくなったらリアルイベントで差し入れもって謝りに行こうと思いました(トラブルは無いにこしたことはないですが)

 もちろん「一度ブロックされた相手に挨拶なんてされたくない」っていう意見の方もいると思うので、よりひとつひとつの行動に慎重になりたいです。

 

 Twitterってのは本来、誰をブロックしようがフォローしようが自由です。
 ブロックした相手とリアルイベントで同じ空気を吸おうが平気というスタンスで全然かまわないとおもいます。
 しかし、ブロックというのは相手からすればはっきりとした「拒絶」に感じてしまう側面があるので使いどころには気を付けたいものですね。

 

 あと、相手が雑食でA×BもC×Bもいける人だったとしても、A×B語りに集中している時は他の子を混ぜないであげてください(笑)

 

 私の思い出話を聞いてくださって、ありがとうございました。