人の発言に左右される人には、そもそもエゴサをおすすめしない。
こんにちは。Twitterで気になる話題を目にしてモヤモヤしたので、思ったことをここにまとめてみたいと思います。
それは「自カプ少ない……」と読み手さんがツイートしているのを見かけたら、サークル参加をやめますか?という内容。
私にとっては「なんでやねん やめへんわ」な内容なのですが、人によって受け取り方は様々なようで……。
Twitterを眺めていて考えたことを書いてみました。
傷つく人・筆を折ってしまう(サークル参加をやめる)人
物議をかもしているのは、「少ないと言われたらジャンルを離れてしまう」という意見。
イベントに申し込み、自分がA×Bのカプで本を頒布する予定でいるとき、Twitterでエゴサしたら「今度のイベントA×B少ない~」と言われてモチベが下がり、筆を置いてしまうという意見です。
「私がいるのに」「私は数に入らないってこと?」と感じてしまい傷ついてしまうのだとか。
確かに気持ちはわかります。自分が参加するのに、いないかのように扱われたら誰だって傷つきます。
「少ないと言われたら逆に腹が立ってめっちゃ本出す」という人もいました。
こういう発言をする人は、怒りで逆にやる気が出るタイプですが、発言者に自カプを傷つけられたと感じていることは共通しています。
ですが、Twitter上の意見の中には「少ない」と発言する人に悪気があるのか?という興味深いものがありました。
「少ない」は悪口だろうか
少ないと発言した人は、ただ少ないと思っただけで、サークル数は把握しているはずです。今まで100サークル以上あるカプにいたから、10サークル以下だと少ないと感じるのかもしれません。
これはただの感想であり、文句ではありません。
もしかしたら「少ないから大事にしよう」「少ないな~(もっと増えるように宣伝しよう」と考えているかもしれません。
「少ないから全部買える!」って思っている人もいるでしょう。
発言者の「少ない」という発言を、勝手に文句ととらえて、勝手に傷ついていませんか?
「『少ない』という意見を見かけても『そうだね、がんばって増やすねー』としか思わないんだけど、何をイライラしているの?」という穏やかな意見もありました。
こういう人たちは、みんな読み手さんの少ないという発言に、過剰反応しすぎでは?というスタンスですね。
確かに「少ない」と発言した人の言い方が悪かったという事もあり得ます。
「全然ない!」とか「いい作品がない」という類の発言は、すでに作品を発表している人に「自分は数に入っていないのか」と思われても仕方ありません。
少ないからもっと欲しいと思っていたのに、そのジャンルやカプから人が離れていくことになったら、誰も幸せにならないのです。
増やしたい・増えてほしいのであれば、今すでにいる人を大切にする発言を心掛けたいですね。その数を作っているのは人間です。
数字だけをみて、その向こうにいる人間を軽んじるような発言はしないよう気を付けたいものです。
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あなたは何故、同人誌をかくのか
私がこの件を眺めていて一番疑問に思ったのは、たまたま検索して「少ない」と言われているのを見かけただけで、筆を折る人が少なからずいるということ。
ジャンルや、カップリングが好きだから作品をつくっているはずなのに、なぜ少ないという意見を目にしただけで、サークル参加を取りやめる人まで出てくるのでしょうか。
中には「自分が辞めることで、その少ない界隈にとどめを刺す」という人まで見かけました。
好きだから本を出していたはずなのに、どうして砂かけのような事をして去っていくのでしょうか。
かいたからには人に見られたい、読んでほしい。読まれないと悲しい。
これらの感情は誰にでもあるものです。
どこに重点を置いて活動していますか?
今回「少ない」という発言に過剰反応してしまった方は、そのバランスを見直してみてはいかがでしょうか。他人の発言に振り回されて、筆を持ったり置いたりするのではもったいないとは思いませんか。
鬼滅の刃の冨岡さんの言葉を借りるなら「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」ですよ。(最近アニメを完走しました。めっちゃ面白いです)
趣味なんですから、他人の発言に振り回されるのはもったいないです。疲れるだけじゃないでしょうか。
同人誌をお仕事にしている一部の人を除いて、同人活動はファン活動です。
わたしは自分が楽しい・書きたいと思うその想いに重点を置いて、楽しく同人活動をしていきたいと思いました。
ニーズを気にするのは印刷部数を考えるときだけでいい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事を書いているわたしは、「少ないという発言を見ただけで筆を折るとは信じられない」という側の人間ですので、そちらに偏った記事となっていることをご了承ください。
今回の件でいろいろな意見をTwitter上で見ることができ、大変参考になりました!
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