『バズったことをきっかけに世界が変わった』というとても興味深いマシュマロをいただいたので回答しようとしたら、長くなったのでブログに載せます。他にも似た経験がある方も多いかと思うのでご参考にしてください。
※マシュマロの内容は変えていませんが細かいところを修正しています。
※ポイントをキダチの判断で太字にしています。
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本垢で呟けない悩みを抱えています助けてください〜!
私は長年飛ばず泣かずの弱小絵描きをやっていた者です。
pixivに乗せても最大で100ブクマ(超旬ジャンルでです)Twitterに載せたら誰も反応してくれず、そんな自分だったから自信も持てず交流も積極的に行っていませんでした。
そんな私だったのですが、漫画を描いて投稿したところめちゃくちゃバズりました。
そこからは大手さんにフォロバして貰えたり、感想を貰えたり、なんというか世界が一変しました。
あまり交流もしたことなく、ましてや大手さんに認知されるなど思ってもみなかったのでとても戸惑っている状態です。
でも、描く楽しさを知ってしまったのでそこからは定期的に漫画を投下し楽しんでいました。
ですが、絵だけの時はあまり評価されていないと話した通り、私の絵はあまり上手くありません…
そのせいもあるのか、私が漫画を投下した後にネガティブツイートをする人、垢消しをする人(どちらも大手)がおりどんな身の振る舞い方をすればいいか悩んでいます...。
せっかく輪の中に入れたのだから界隈から嫌われたくありません。でも漫画も描き続けていきたいです
どんな立ち回りをすればいいのか、逆にこれはやってはいけない!といったダメな言動はなんなのか
お時間ありましたら教えて頂けると幸いです。よろしくお願いします。
▲▲マシュマロここまで▲▲
まずはマロありがとうございます!
わたしはマシュマロに書いてあることしかわからないので「超旬ジャンル」「マロ主さんは絵がうまくない(自己評価)」を前提にお話しします。
バズったのは絵ではなく内容
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作品がバズって交流が増えたとのこと、まずはおめでとうございます。
作品の本質がどうあれ、バズったのは何かが秀でていたからだと思うので、そこは誇っていいと思います!なんとか自信につなげていきたいですね。
あなたは絵に自信が無いようですが、バズったのは漫画とのことなので、作ったお話の内容やネタがウケたのだと思います。
あなたの作品の魅力はきっと内容です。絵は正しい練習法で続けていれば上手くなると聞きますので、ネタを発信し続け描き続けて欲しいです。
バズった漫画がなぜバズったのか、内容やタイミング等を研究してみるといいでしょう。
立場が対等に見えると嫉妬の対象になる
TwitterではRTやいいね、フォロワーなどの数字が顕著に表れるので、大きい数字に戸惑ってしまうと思いますが、人付き合いに関してはフォロワーが少なかったころと変わりません。合う人とは合うし、合わない人とは合わないのです。
バズったのをきっかけに、人の目に触れる機会が増え、誰かの劣等感を刺激してしまう機会も増えてしまったようですが、人がどう思うかを変えることはできません。大手さんは絵がお上手だったり、経験が豊富なだけで同じ人間です。
マロ主さんが雲の上だと思っていた人に対等に扱われたことに驚いているのと同じで、大手さんは歯牙にもかけていなかった作家さんが急速に存在感を大きくしてきて驚いているのです。
対等な立場に立ってしまうと嫉妬の感情が生まれやすくなるので、ある意味これは上を目指す以上は避けられないです。人は、自分の立場を脅かす可能性のある人に嫉妬するのです。
大手さんは努力して今の地位にある人がほとんどだと思うので、たった一つの漫画で急にバズったあなたが羨ましいのです。
マロ主さんの日頃の努力や、今までいくつ漫画を描いてきたかは大手さんにとっては関係ありません。マロ主さんは射程圏外から急に間合いに入ってきた刺客だと思われているのでしょう。
しかしそれはTwitterとジャンルの特性がそうさせただけで、本当の実力がそのまま反映されているのではありません。それはマロ主さんがよく分かっているでしょう。
二次創作の数字はほとんど自分の実力ではない
そもそもバズる要因の一つに、『旬ジャンルだから』というのがあります。バズったのはジャンルの力がほとんど。マロ主さんがやったことは、その火薬庫に一本のマッチを投げただけにすぎません。
二次創作作家がもつ数字は、ほとんどがジャンルがもつ数字です。すべて自分の力だと思わないことが大事です。
大手さんとマロ主さんから、「ジャンルの力」を取り上げたら残るものはなんでしょうか。
マロ主さんの実力が自己評価通りなら、きっと、大手さんには絵の技術が残り、マロ主さんには大手さんほどの技術は残らないと思います。
他のジャンルでも通用する実力を持っているのはきっと大手さんのほうです。それなのにマロ主さんに嫉妬する方は、「マロ主さんがバズった」という目先のことしか見えていないのだと思います。
マロ主さんからしてみれば「あの人絵がうまいのにどうして私なんかに嫉妬するの?」って思ってしまうとおもいます。
実力に関係なく数字が簡単に入れ替わるのが、旬ジャンルのTwitterの怖いところです。そこを見誤ると足元をすくわれるので気を付けましょう。といっても、これは大手さん側へ言いたい注意なのですが……。
ではマロ主さんはどうしたらいいのでしょうか。
実力に見合わないバズりをしたと感じたら
マロ主さんは、マロ主さんの漫画をみて劣等感を抱いている方に気を遣うよりも、バズった作品をきっかけにあなたをフォローしてくださった方たちに焦点をあてたほうがいいです。
あなたの作品に劣等感を抱く方よりも、あなたの次の作品に期待している人の視線を気にしましょう。
上手い立ち回り方法についてですが、正解はないという前提で私の考えを話します。
私がこのマロから分かることだけでお話すると、
・バズる前と今とで 態度を変えないこと
・前より多めに 大手さんの作品をRTして褒めること
でしょうか。
面倒だと思うならほどほどでいいですが、上手く立ち回りたいならやって損はないと思います。人は誰だって自分を褒めてもらえたら嬉しいです。
わざとらしくない程度に時々いいねしたり、RTしたりしてみてはどうでしょう。
やらないほうがいいことは「ネガティブツイート」です。
マロ主さんが大手さんのネガツイに困っているのと同じように、他の誰かを悩ませてはいけません。
マロ主さんは実力にみあってないバズり方をしたと思っていらっしゃると思いますが、作品が面白かったからバズったのであって、そこには「バズる実力」があります。
何か光るものがあるのに「私の作品なんて」と呟いたら、あなたに一目置いている人(認めている人・嫉妬している人問わず)がイラッとすると思うので気を付けてください。
あと、人が増えて来ると見逃すツイートも増えてくると思います。
見逃しても許されるキャラづくりのために、『タイムラインにいつも居る人』という印象にならないよう気を付けてください。
そしてマロ主さんは幸いなことに、バズったことで『勘違い』をしていないです。
バズった人の中には調子に乗ってしまって、自分がうまい・実力があると勘違いしてしまう方もいると思います。
しかし、マロ主さんはそうではなく冷静です。冷静な人は自分の置かれている状況や自分の実力をしっかり見ることができます。それは今後すごく強みになると思います。
バズる・バズらない関係なく作品づくりを続ける一方で、なぜバズるのか、どういう作品がバズるのかといった思考をしてみると、大手さんの気持ちや自分の立場が見えてくると思います。
バズる作品で人を集めて『本当に見て欲しいもの』を見てもらう
とはいえせっかくバズったのですから、それを上手に利用しない手はありません。
バズるのはむずかしいですが、旬ジャンルならきっかけがあれば爆発的にRTが伸びます。
閲覧数が多いほどそのチャンスも多いです。以前にバズったマロ主さんなら現在の閲覧数が多いと思うので、きっかけを掴みやすいでしょう。
バズる作品をきっかけに閲覧を集め、自分が本当に見て欲しい力作を見てもらえるチャンスを増やしましょう。
謙虚にふるまいつつ、心の中では虎視眈々と狙っていくのが良いと思います。
もちろん、ご自身が楽しい範囲で無理せず行ってください。
旬ジャンルに居ない方でも、万人受けする作品で人を集めて本命を見てもらう戦略は結構使えるので、参考にできるところがあればぜひ参考にしてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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