オンデマンド印刷ならポプルスさんが便利
こんにちはキダチです。絶賛原稿中です。
誤字チェックの段階なので、あとは締め切りまでひたすら誤字チェックをするだけで絶対間に合います。やったぜ。まあ私にとっては誤字チェックが一番地獄なんですけども。
今回は私が使っている印刷所の話をしようと思います。
小説の同人誌にポプルスを推します
オンデマンド印刷の手軽さでわたしはポプルスを使っています。
オンデマのみで、オフセット印刷は取り扱ってないのですが、小説本文はオンデマで充分だと思っています。
印刷費が安くて納品もスムーズ、数冊ごとに紙テープで本をまとめて縛って納品してくれるので荷崩れしにくく、余部もある、とても親切な印刷所さんです。
慣れているからという理由もあるのですが、マイページが使いやすく、やり方ももう覚えちゃったので、最近はもっぱらポプルスさんを利用しています。
表紙の色をキレイに発色してくれる
私は絵師さんに表紙絵をお願いすることが多いので、表紙の発色は結構気にします。
蛍光色っぽいビビッドな色は同人誌の印刷には向いていませんが、ポプルスさんはできる限り頑張ってくれます。
本来、表紙はCMYKで入稿してくださいと言う印刷所がほとんどですが、ポプルスはRGBでの入稿もOKとしています。
RGBは鮮やかな発色が得意なカラーモードなので、ビビッドな表紙にしたい方や、色のくすみを気にする絵師さんに絵をお願いしている場合もポプルスさんがおすすめなのです。
色については絵師さんのほうが詳しいので、「ポプルスはRGB入稿がOKだから、ゴリゴリに明るい色使ってもある程度大丈夫だと思う」って伝えると、絵師さんもギリギリまで表現したいように描いてくださいます。
過去に、タイトルに「ピンク」が入っていて、表紙にマゼンタ色をふんだんに使った表紙を考えたことがあるのですが、絵師さんは「マゼンタはくすみやすいから不安」だと言っていました。
その時の表紙については、ポプルスさんに「タイトルにピンクが入っているので、表紙がくすんで紫っぽくならないようにしてほしい」と伝えました。
結果、とても鮮やかなマゼンタに仕上げて下さり、とっても感動しました。
それ以来、すっかりポプルスのファンです。
もちろんこれはポプルスさんが善意で対応してくださったことであり、必ず理想どおりの対応してもらえるとは限りません。念のためご了承ください。
ちなみに、RGB入稿OKの旨は公式HPに記載してありますし、「高彩度での印刷が可能!」とも謳っているので、そこは頼っていいと思っています。
感謝の気持ちはお忘れなく。
あれもこれもお願いするとポプルスさんもムッとなってしまうかもなので、一番優先してほしいことを伝えるようにしています。
絵師さんに表紙を頼む際にはこちらにも知識が必要です
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同人誌を出したことがある絵師さんなら問題ないと思うのですが、それでもこちらに知識があると、絵師さんも安心だと思います。
ポプルスのHPに限らず、印刷所のHPには原稿作成についてのノウハウが書かれているので、文字書きさんも目を通すといいと思います。
ポプルスさんはRGB入稿に対応しているので、RGBとCMYKの違いや、くすみやすい色などの解説も分かりやすいです。
絵師さんにも「このページによると、彩度高くしてもいけるっぽいですよ」みたいに紹介しています。
Webでの活動が中心で、印刷をしたことがない絵師さんにも、参考にしていただけるページだと思います。もし、知識のない方にお願いする場合は、こちらが勉強しておかなければならないこともたくさんあるので、一読をお勧めします。
オンデマンド印刷の注意点
オンデマンド印刷はオフセット印刷とちがい、綿密な再現は苦手な印刷形式です。
それゆえ安いので私は満足していますが、オンデマンド印刷では満足しない方に表紙の絵をお願いするときはご注意ください。
広範囲のベタ、グラデーション、ミリ単位でのデザインは実は再現が苦手なのです。
なので、普段からオフセットで同人誌を出していて、こだわりの強い絵師さんにお願いするときは、まずオンデマンド印刷であることを了承してもらいましょう。
再現可能な範囲で、絵をかいてくれると思いますよ。
また、文字書きさんも小説本文の文字を小さくしすぎないよう注意してください。
参考になりましたでしょうか。
他の印刷所さんもいろいろ使ってみたいなーって思うのですが、結局ポプルスに落ち着いてしまうキダチでした。
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