こんにちはキダチです。
10000字の小説をアップする前に誤って消してしまったという悲しみのお頼りが届きました。そのおたよりの中に『キダチさんはバックアップどうしてますか?』というご質問を頂いたので、せっかくなのでキダチの脱稿までの使用ツール・ソフトについてご紹介しようと思います。
構想・プロットはアナログ
構想の段階はアナログがやりやすいです。真っ白な紙、自由帳、クロッキー帳、なんでもいいので真っ白な紙でアイデア出しをします。
クロッキー帳のキンマリ紙タイプがお気に入り。
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手をいっぱいに広げたくらいのサイズ
構想を練るときの紙面は大きければ大きいほど好きなんですが、持ち運びやすいという点で鞄に入るサイズを使用しています。
写真のは、18センチ四方くらいのサイズです。
その辺にある紙にメモをとってしまった時のため、表紙の内側に切った封筒でポケットを作ってます。めっちゃアナログ。
これで失くさない
本当はA4のコピー用紙が一番はかどるのですが、散らかるので最近はノートやクロッキーなどの綴じられているものを使っております。
プロットの清書はGoogleドキュメント(Wordとほぼ同じ)、またはGoogleスプレッドシート(Excelとほぼ同じ)を使用しています。
Webにアップする1~3万字くらいの小説でしたら紙のプロットからいきなり本文を書き始めることもありますが、連載・同人誌発行となると練ります。
スプレッドシートは複雑な長編を整理するのに非常に便利。
WordとExcelとほぼ同じ動きをするので、それで代用もできますが、Web上に保存できてPCからスマホからもアクセスできるのが便利。
自動保存されるし、複数前の工程にもいつでも戻れるので重宝しています。
バックアップは自動保存されるツールを
おたよりにあった『バックアップどうしてますか?』については、自動保存されるツールを使用しています、とお答えすることになるでしょうか。
キリの良いところまで書けたときや、気が向いたときにWordに貼り付けて保存し外部メモリに保存するか、クラウド上にアップロードしてバックアップをとっています。
クラウド上にアップロードするときはチャットワークが便利です。
友人とチャットもできるし、仕事にもつかえるし、LINEよりもアップできるファイルの種類が豊富です。
本文執筆はGoogleドキュメント
本文執筆にはGoogleドキュメントを使用しています。やはりPCとスマホどちらからもアクセスできて、自動保存されるのが安心です。
執筆は主にPCで行っていますが、出かけ先の暇なときや、布団でゴロゴロしている時などはスマホで文章をいじっています。
長編を書くときは話数やシーンごとにファイルを分けています。何かの手違いで消してしまっても、一度に消える心配が無いからです。
また、ファイルを分けると『読者的に内容の繋がりが分かりやすいだろうか』等を客観的に見やすくなるのでお勧めです。
連載は続きを読んでもらう前に、どうしてもクリックやページめくりを挟んでもらうので、その間があっても場面転換が分かりやすいかどうかは気になります。
pixivで改ページを使用する方は、ページごとにファイルを分けると読者の気持ちにより近くなるかも。
校正・誤字チェックは一太郎
PixivにアップするときはGoogleドキュメント上で軽く誤字チェックしてアップロードすることが多いですが、印刷して本にするとなった場合は入念に誤字チェックをします。
そこで、一太郎先生の出番ですね。一太郎は日本語用のソフトなので、Wordよりも日本語に詳しいです。校正機能が本当に優秀で、漢字変換の揺らぎや言葉の誤用などを見つけてマークしてくれます。
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※購入の際はバージョンや対応OSを確認してください。
例えば『ズボンを履く』という文章があった場合、『履く』にマークされ『誤変換・穿く』と促されます。
靴やスリッパは『履く』ですが、ズボンやスカート等は『穿く』なんですよね。
また、溜め息、溜息、ため息などの変換ゆらぎ、「泣いたり、笑ったり」などの「~たり~たり」の使用法などの指摘はWordより一太郎のほうが精度が高いです。
誤字チェックの最後にはpdfに保存してiPhoneの音読機能を使用して誤字チェックをします。iPhoneの画面でみる事によって、PCの画面で見ていたときには気づかなかったミスに気付くことがあります。
また、音読してもらうと、目が流れてしまいがちなところも、しっかり発音してくれるので誤字を見逃しません。
仕上げ・入稿データづくりはやっぱりWord
入稿データはWordを使用して作っています。一太郎でもできるのですが、なんだかんだWordとの付き合いが長いので。
Wordでページ送りや改行タイミングなどのチェック、ノンブル付け、余白の設定などをして組版を決定! pdfで書き出して入稿!って感じです。
pdfに書きだしたあとも、iPhoneで電子書籍みたいに読んで、誤字や違和感がないかはチェックしちゃいます。誤字チェック病なのです。
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表紙も人に頼んだり自分で作ったりしますが、表紙については今回は割愛。
Webにアップするときは、アップした後も誤字を直せちゃうのでチェック甘いです(それでも2回ほど読み返しますし、こだわりの作品の時はiPhoneの音読機能も使いますが)
誤字チェックのためにpdfに書き出したり、iPhoneに転送したりしていると、いろんなところにファイルが保存されるので、それもある意味ではバックアップになって安心かもしれません。
どれかのファイルが消えてしまっても、どっかには残っていますので。
まとめ
以上になります。まとめますと、クロッキー帳、Googleドキュメント(時々スプレッドシート)、iPhoneの音読機能、一太郎、Wordを使っております。
ファイルの移動にはチャットワークが便利。
色々ごちゃごちゃしていますが、pixivに気楽にアップするときはGoogleドキュメントからpixivに直行することもあります。
参考になりましたでしょうか?
特にアナログでプロット立てるのはかなり捗るのでおすすめです。罫線が入ってない、真っ白なノートや紙がおすすめですよ。
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