最近、pixivに投稿している小説のブクマ数が一気に増えました。
一週間で10つけばいいかなと思っていた状態だったのですが、最近は一晩で50を軽く超え、1日経てば100を超えるような状態に。
それが少ないと思う方もいると思いますが、二次創作の小説同人誌でブクマ100いけば多い方だと私は思っています。
どうして増えたのか。
特になにもしていないんです。
あえて言うなら、違うジャンルで書きました。
はい、単に人が多いジャンルの、人が多いカップリングの小説を書いたら一気にブクマ数が増えたというだけ。増えて当たり前です。
私自身の文章力が上がったわけではありませんし、作風もいつも通り。
ブクマ数というのは環境に左右される
10人に1人私の小説をブクマしてくれる人がいるとしたら、100人いる界隈では10人ブクマしてもらえます。
1000人読んでもらえたなら100人という計算になります。
何が言いたいかというと、数字に悩まされている方や、たくさんの人にとにかく読んで欲しいという方、一度人が多いジャンルで二次創作をしてみるのはいかがでしょう。
多くの人がいる界隈に飛び込んだほうが、作品を読んでもらえる可能性が高まります。
いや、私は今書いているカプを読んでくれる人を増やしたいの!
って思っている方もいるでしょう。私も、そういう人のほうが多いとは思います。
なら、それでいいのです。
「私は数字ではなく、このカプが好きだから書いているんです」という結論にたどり着けるのですから。
そこには、その作品のそのキャラクターが好きという想いで執筆するあなたの姿があるはずであり、閲覧数やブクマ数は二の次のはずです。
数なんて気にしないと言うわりにごちゃごちゃ悩む人が多い
どうにも、「私の小説全然ブクマ伸びない」「全然読まれていない」と悩んでいる方が多く見えます。
同じカプで小説を書いている、他の人と比べて少ないなら作品や作風に工夫が必要かもしれませんが、単に界隈全体の人が減っている可能性ってないですか?
扱っているものがマイナーなら、人もブクマも少なくて当然なんですよ。
数字ばかり気にしているのに、人がいない場所で作品を書いているのは矛盾していると私は思います。
好きなジャンルで作品を書くことと、ブクマ数が伸びることは必ずしも両立しません。
「ブクマ数なんて関係ない!私はこのカプが好き!」と思って割り切るしかない場合も多いでしょう。
自分が書いているマイナーなものやニッチなものに興味をもってもらうハードルって思ったよりも高いです。
読んでもらえれば良さが伝わるのに!と思っている方、その読んでもらうまでのハードルがすこぶる高いんですよ。
あなた自身を振り返って、人から「この漫画面白いよ」「この小説面白いよ」と言われてすぐに読めるでしょうか。
相当な暇人か、プレゼンがめちゃ上手い人のオススメか、好きな人のオススメなら可能性はありますが、普通は「ハイ分かりました」とすぐ閲覧することはほぼ無いと思います。
マイナーなものを書いている以上、ブクマ数が少ないということはある程度覚悟するべきです。
しょうがないことを、どうにかするのって体力がいります。
それを前向きに頑張れるなら素晴らしいですが、「私の作品なんて読まれない」「どうせA×Bなんてマイナーだし」とかネガティブなことを言っていたら、伸びるものも伸びなくなります。
マイナーなものを読んで欲しい、あまつさえ「感想が欲しい」と思うのなら、話しかけやすい人になっておいて損はありません。
ネガティブツイート連発しているアカウントを見たいと思う人はいないでしょう。
マイナーなジャンルほど「人」が入り口となって興味をもってもらえることが重要だと思います。
何かを人におすすめしたとき、喜んで聞いてもらえるような人になってください。
「見たことないカプだけど、この人の作品なら読んでみたい」と思われるような人になってください。
私が最初、人の多い界隈に行ってみたらどうか、と言ったのは、一度人が多いところの楽しさを知るといいと思ったからです。
ネガティブな人ほど、ブクマ数が少ないと落ち込み、そこからさらにネガティブになり、悪循環が生まれてしまいます。
ですが、人の多いところでたくさんブクマやいいねをもらえたら、単純に嬉しいです。
もっと書こうと思えるはずです。
数が気になるタイプの人は、人が多いところへ行けば、楽しくてもう戻ってこれなくなるかもしれません。
ですが、わたしはそれでいいと思うんです。自分に合った環境で同人活動をしましょう。
メジャーなカプが入り口となってあなたを知り、あなたのことを好きだと思った人が、あなたの書く他の作品にも目を向けてくれるかもしれません。
そうすればマイナーな作品でも読んでもらえるかも。
もし、好きで二次創作できそうなメジャーなものがあるなら、そちらで承認欲求を満たし、本当に書きたいものを並行して書くのをおすすめします。
マイナーなほうには数がつかないので落ち込むかと思いますが、マジでそれはしょうがないので落ち込まないでください(強引)
わたしは、「この人の小説好きだな」と思ってもらえたら他に何を投稿しているのかが気になるタイプの人です。
そういう人に出会う確率を上げるためにも、一度プライドなどを捨てて人が多いところへ行ってみてください。
感想がもらえて満足ならそれでOK、もし「違うこうじゃない」と元のジャンルが恋しくなったら、それが答えです。ブクマ数なんて気にせず好きな作品を書いてください。
ごちゃごちゃ書きましたが、シンプルに言いたいのは「好きで書いてるんじゃないの? ブクマブクマ感想感想うるせえな!」です。
数を求めるのが悪いんじゃないです。
自分のモチベーションが、どこからきているのかを知り、自分の同人活動の目的がどこにあるのかを考えるべきなのです。
数が欲しいならメジャーなところへ行くのが手っ取り早いぞ
書きたいものを書いたらそれで満足なのか。
感想をもらいブクマを増やして承認欲求を満たしたいのか。
一度考えてみてください。
二次創作作品を世の中に発表する人に、承認欲求はあって当たり前だと思っています。
誰だって読んでほしいし、ほめられたい。
その欲求の強さを計ってみてほしいんですね。承認欲求が強すぎる人は、マイナージャンルより人が多いところに行ってみるほうがいいかもよ、という話。
「ブクマ数なんて関係ない」という顔をするなら、上手にそういう顔をしてください。
それが上手ならめっちゃカッコイイし、下手だと一気にカッコ悪くなりますよ。
もちろん、人が多ければどこでもいいわけではないです。
好きで楽しく書けるカプで書いてくださいね。
素直にメジャージャンルに飛び込みましょう。
マイナー拗らせている人は流行っているというだけで倦厭するからよくないと思います。
何故流行っているのかを知ることは大事です。多くの人に読まれたいなら、多くの人に読まれているものに触れてください。
もし、たっくさん人がいるジャンルでもあなたの小説が伸びないという現実に直面してしまったら、あなたの書くものに問題がある可能性が見えてきます。
その場合文章力の向上という課題が見えてきますので、落ち込まずに自分の文章を研究しましょう。
私自身、今回ブクマ数がめっちゃ伸びる界隈で作品をかいてみて、正直気持ちがいいですし嬉しいです。ですが、他の人の作品も伸びているので「まあ環境だな」と思ったわけです。単純に人が多いだけです。
書いてみるまでこんなに人が多いって知らなかったですしね。
自分の好きなものが流行っていたらラッキー、流行っていなくても書きたいから書く、が私のスタンスです。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひご自分の同人活動のモチベションと目的がどこにあるのかを、考えてみてくださいね。
ブクマ数を増やし、承認欲求を満たしたいなら人の多いところへ行きましょう。
ブクマ数なんて関係ない、書きたいから書いているだけだと主張する人は、数字のことをとやかく言うのはやめましょう。
この二つが両立するのは、ラッキーくらいに思いましょう。
「人が多いところじゃないと二次創作続かないんだよね」と言う人もいますし、「人が多いところだと逆に書かない。マイナーなほうがやりがいがある」と言う人もいます。
自分がどちらのタイプなのか、視野を広げて考えてみてくださいね。
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