オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

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二次創作と原作と資料集めの話 そのネタは原作準拠ですか?

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資料を集めてプロット立ててるときが一番楽しい

 

  皆さんは二次創作をする際、資料集めはしますか?

 二次創作をされる方は、一次創作をされる方(いわゆる原作者)よりも、資料集めの必要に駆られる場面は少ないように感じます。

 なので、資料集めに力を入れないという方も多いと思います。

 

 でも、私はこの記事では二次創作でも資料集めをお勧めしようと思います。きっと二次創作が楽しくなりますので最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

 

 もちろん最大の資料は原作

 

 二次創作は、原作をしっかり見てさえいれば、それほど資料集めについては気にしなくて良いのかもしれません、キャラクターの口調や容姿、背景の小物などは、原作にすべて情報が載っています。

 

 原作の読み込みが甘い二次創作は見破られます。

 キャラの口調、一人称、設定の間違いなどは分かりやすく、まず指摘されます。

 原作では動物を助け無駄な殺生をしない性格のキャラクターが、二次創作で小動物を蔑ろにするような描写がされていたら、違和感を覚える読者がいます。

 

 原作にない設定を描くことも二次創作の楽しみのひとつですが、それを故意にするのと、うっかりやってしまうのとでは全然違います。

 

 「もし主人公が●●だったら」 という設定で、他の人にはないあなただけのこだわりをもって創作されたパロディは二次創作界隈ではアリとされる場合も多いです。

 しかし、それを知らずにただ自分の好みにだけ当てはめてしまうと、原作の読み込みが甘いと言われても仕方がないでしょう。

 

 『鬼●の刃』をアニメ化された部分のみしか知らない人が、二次創作の鉄板である遊郭パロ』を嬉々としてかいてしまうようなものです。

 原作をちゃんと読んでいれば、作中に遊郭や花魁が登場することを知っているはずなので、それを知らずに『どのジャンルでも遊郭パロは絶対かくんですよね~』とか言ってかいてたらまあまあの恥をかいてしまうかもしれません。

 (もちろん、原作を読んで遊郭編があることを分かった上で、遊郭パロをかくのはありですよ)

 

 

 それは原作にある設定か、それとも二次創作のひとり歩きか

 

 とあるオイシイ設定が、二次創作で流行った設定なのか、原作にあった設定なのかが分からなくなることがありませんか?

 元ネタが原作なのか二次創作か分からなくなる状態というのは、原作を読み込むことよりも、二次創作をかくことや読むことの比重が大きくなっている場合起こりやすいです。

 誰かがかいたネタがどこかで大ウケして流行り、皆がその設定でかきはじめてしまうと、どこかでそれを公式だと勘違いする人が出てきます。

 

 その結果二次創作が意図せず原作から乖離していき、いつか原作と二次創作の見分けがつかないところまでいってしまいます。

 

 資料集めが大きい意味をもつ二次創作界隈の例として、歴史モノや時代劇をピックアップしてお話します。

 戦国●●とか、刀剣●●とかがそうですね。

 実際の日本史にもとづいた世界観のものが多いため、歴史的資料が二次創作のネタの宝庫になります。

 

 とある影響力のある二次創作作家さんが、とある歴史書を読んで「この逸話を題材にして二次創作をしよう」と決めて創作物Aを発表したとします。

 それがものすごく素晴らしい創作で、その界隈にいる人ならだれでも見たことはあるくらい有名な作品になったとします。

 その創作物Aが、歴史に基づいた逸話が元となっていることが知れ渡ると、同じように真似をして、自分もかいてみよう!と思う人が現れます。

 

 創作物Aは歴史上の逸話(あるいは事実)が元となっているため、その説得力は強いです。しかも、最初に創作物Aを出した人のオリジナル設定ではないため、比較的真似しやすい題材になります。

 結果流行るとどうなるか。二次創作で得た知識のみで創作をする人が現れます。いわゆる三次創作ですね。

 

 その資料の著者や、それを読んだ人によって解釈は様々になります。中には、資料を正しく読んでいない方もいます。

 原作の解釈だって人それぞれなのに、歴史資料を自分で咀嚼せず他人の二次創作を真似したものについて、自信をもって解説できるでしょうか。

 それが二次創作特有の設定なのか、原作にもある設定なのかが分からないまま創作している方もいます。

 

 どれが原作準拠で、どれが歴史資料からの引用で、どれが自分の解釈なのかをはっきり分かっておくためにも、原作の読み込みと資料集めは重要だと思います。

 ようは、自分で調べて創作しましょうという話。資料集めは自分でやりましょう。

 

 しっかり裏付けがある創作は、たとえ二次創作でも説得力があり、読む人に衝撃や感動を与えると思います。原作となる舞台の設定や、時代背景にまで興味をもち知識を深めると、作品の世界観がより一層自分の中に落とし込めます。

 

 二次創作の場合、原作の設定資料集や、作画資料集を見ることも立派な資料集めです。

 モチーフとなっているものについての資料を集める方もいます。

 たとえば、ファンタジー作品だったらどこの国のどの時代の王政を参考にしているのかな?と調べます。

 主人公が日本の証券会社に勤めているなら、証券会社ってなんだ?というところから調べる必要があるかもしれません。

 

 どこまで資料を集め、どこまで原作を掘り下げるのか、程度もひとそれぞれなので、必ず資料集めをしてくださいと言うつもりはありません。

 重要なのは、自分の中での線引きをしっかりすることと、自分の中でのこだわりを持つことです。

 原作を知った上でパロディをつくる、王道を知った上で邪道をいくことが大事なのです。知らずに間違えるのではなく、あえて外すのです。

 

 武道の教えですが、守破離という言葉があります。まずは守り、次に破り、それから離れていくべきなのです。最初から破ったり離れている二次創作は、一次(原作)にしっかりとした創作の土台がないため、中途半端になりやすいでしょう。

 

 

二次創作だから、趣味だから、を言い訳にするなら

 

 二次創作だし趣味なんだから、そこまでしなくてもよくない?という方ももちろんいらっしゃいます。

 趣味なので、楽しいと感じる範囲で活動するべきです。それには私も賛成です。

 

 しかし、二次創作に限らず、なんのこだわりもなく、なんとなくやっている方よりも、一所懸命やっている方のほうが結果を残すのは当然です。

 二次創作であることと、趣味であることを、頑張らない言い訳にしていませんか?

 頑張っていないのに、ブクマが伸びない……とか言ってませんか?

 頑張っていない人より、頑張っている人のほうが結果を残すのは当然です(2回目)

 

 なんでも一生懸命やると楽しいですし、こだわって作品を作り上げることで、得るものがたくさんあります。

 ぜひ、渾身の作品を作り上げるために、原作を読み込み、資料をあつめ、自分の解釈とこだわりを書き出してみてください。

 机の上に原作と資料と真っ白な紙を広げて、構想を書きなぐってみてください。めちゃくちゃ創作意欲が湧いてきますよ!

 

 

まとめ

 

 二次創作だから、趣味だから、と手を抜かずに、一生懸命やると楽しいよ!

 資料集めをすると作品に説得力が出るし、創作意欲も湧いて楽しいよ!

 と言う話がしたかっただけなのに、妙に説教臭くなってしまいました。私の悪いクセですね。

 

 ちなみにさきほど、鬼●の刃の遊郭編について少しふれましたが、みなさん遊郭や花魁について、創作物以外から知識を得たことはありますか?

 遊郭が舞台になっている作品は数多くあり、遊郭パロは二次創作では鉄板のパロディです。オタクで二次創作やってたら、いつのまにか知識があった、という方も多いでしょう。

 しかし実際の遊郭がどんな場所で、どんな制度で運営されていたのか、歴史的な資料で根拠を集めて二次創作をしている方はどれだけいるのでしょう。

 遊郭パロディだけではありません。私たちが創作物から得ている知識というのはあまりにも多いのです。まずはそれらの史実的根拠から、調べてみませんか?

 

 

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