初対面なのにサークル主と距離が近い
こんにちはキダチです。
今日は「リアルイベントに初めて一般参加するけど、何に気を付けたらいいのか分からない!」という方向けにお話したいと思います。
最初に注意事項を申し上げておきますと、これから話すことはキダチ一個人の意見です!
見る人によってはあてはまらないものもあります。
あくまでも「キダチさんはこう」という程度に参考にしてください。
また、すべてを網羅している記事ではありません。ご了承ください。
少しでもご不安が解消されたら幸いです。
目次
こんな感じで、開場から閉会までの時間の流れにそってまずはお話します。
後半では「やりたいこと別」にお話しますので是非最後までご覧ください。
それではいってみましょう。
◆こんな一般参加者は嫌だ!
『列が進んだのに気づかない』(待機列)
一般参加者の方が開場についたら、まずは待機列へ。
イベントが始まってから到着した場合はそのまま入れる場合が多いですが、開場前や混雑している時は待機列ができています。
基本的にイベント主催者の案内に従いましょう。
サークル参加者向けの列と、一般参加者向けの列があります。
イベントによってはコスプレイヤーさんが使う更衣室の列が分かれていることもあります。
自分がどの列に並べばいいのかよくみて並びましょう。
スタッフの指示に従い綺麗に並びましょう。
スムーズな列移動のため、周りの様子や前の人の動きをよく見ましょう。
列が動いたのに気づかずスマホをいじったりゲームをしたりして、流れを止めないようにご注意を。
『突然立ち止まって会場図を開く』(入場)
大抵のイベントは10時から11時ごろに開場です。
イベントが始まると列が一気に動きます。
焦らずに順番を守って、スタッフの指示をよく聞いて入場しましょう。
すぐに欲しい本があっても走ってはダメ。
走るとすぐスタッフに声をかけられます。
皆さんはお目当てのサークルさんに向かって一直線です。
突然立ち止まると後ろから来た人とぶつかって危ないので、会場図やスマホを見る時は人の流れを避けて立ち止まって見ましょう。
歩きながら見るのも危険です。
最初にまわりたいサークルのいくつかは、スペースNoを暗記しておきましょう。
★サークル参加者さんができること
サークル主さんがポスターや机にスペースNoを掲示してくださっていると一般参加者さんはすごく助かるのではないかと思います。
隣同士になっているサークルさんたちがNoを掲示していると、どっちに進めば番号が若いのかなどがすぐわかります。
『後ろに列ができてるのに話し込む』(混雑時)
会場直後は人が多く、流れも速いです。
安全に気を付けてスペースをまわりましょう。
みなさんがお目当てのものを一通り買い終わるまではザワザワしています。
特に、壁サークルさん、お誕生日席サークルさん、そのほか人気サークルさんなどは混雑します。
サークル主さんもバタバタしていることが多く、島中に列ができることも。
お目当てのサークルさんを前にテンションが上がるのはわかりますが、後ろに列ができているのに話し込むなどはしないようにしましょう。
まずは本を買って、あとで落ち着いたころにお話しにいくのがおすすめです。
よく、サークル主さんとお話したいばっかりに、列がなくなるまで横にちょっとズレて待つ方がいますが、スペースの横幅は狭いです。
隣のスペースにはみ出してしまったり、サークル主さんに気を遣わせたりするのでいったん離れるか並びなおすほうが無難でしょう。
★キダチがサークル参加者だったら
私がサークル主の立場なら、お話したいと思ってくださるのはとっても嬉しいです。
なので人の流れが落ち着いてからもう一回きてほしいです。
話し足りないからと横にズレて待たれてしまうと、次の人やその次の人たちと荷物がぶつかり合ったり、隣の人の机に被っちゃったりしてご迷惑になってないかハラハラします。
私がいろんな人とどんな話をしているのかも全部聞かれちゃうし、視線も気になっちゃいます
前に、隣が欠席で空きスペースだからと荷物を置いて居座られ、人がいなくなる度に話し込まれたことがあります。
初対面・SNSで少し話す程度の距離感で居座られてしまうと結構緊張します。
それに、空きスペースを長時間荷物置きにするのはご法度です。
『サークル前で友人同士で話される』(主にまったり時)
午後になると、ひととおり買い物をし終わった方たちが休憩したり、会場から出て行ったりして人の流れが落ち着きます。
このタイミングであいさつ回りをするサークル主さんも多いかと思います。
一般参加者さんにとっても、人の流れを気にせずゆっくりスペースを回るチャンスです。
だからといって、用のないサークルさんの目の前で長時間話し込まないようにしましょう。
サークル主さんにとっては、こちらに用があるのか無いのか分かりませんし、他にスペースを見たい一般参加者さんがいた場合に通行を妨げてしまいます。
また、せっかく作ったPOPやポスターが通りから見えなくなってしまう位置に立たれてしまうと作品を見てもらえるチャンスを逃してしまいます。
用のない場所でスペース前で立ち止まるのはやめましょう。
★キダチの体験
私がサークル参加をしている時、目の前で私の小説を物色しながら、お二人の方が「小説かあ」「私小説は読めないんだよねえ」「A×Bか~」と話しだし、その後カップリング談義のようなものを始めました。
小説読まない人なら去っておくれ……と思いながら座っておりました。
あまりにも長時間、しまいにはスマホを取り出しながらおしゃべりし始めたので、ペーパーを差し出して「よかったらどうぞ」と声をかけたら、去ってくれました。
◆イベント行ったらこれやりたい!
一般参加者さんにとっては、イベントで同人誌を求め、購入し、読むことが同人活動です。
また、憧れのサークル主さん、いつもSNSでお話するフォロワーさんに会うという楽しみもあります。
ここでは「イベント行ったらこれやりたい!」「これ叶うかな?」と考えている方向けに、やりたいこと別の留意点をまとめてみました。
あの人の本が欲しい!
イベントが始まったら、焦らず走らず、お目当てのサークルさんのところへ行って「新刊ください」またはお目当ての本を指さして「これください」と言えばOK!
誰かのおつかいで自信がない場合は、メモを見せても良いと思います。
挨拶をしなくてはいけないのか、なにか言わなければならないのかと不安な方もいるかもしれませんが、基本的に本を買うだけならふつうにお店で買い物するのとあまり変わらないかなと思います。
★キダチがサークル主の場合
あいさつなしで「あの~、これください」と言われても私は何も気にならないです。
「新刊どれ?」とぶっきらぼうに聞かれたり、完売したと伝えると「ええ~……」とあからさまに嫌そうな顔をされたりすると悲しくなります。
お互いに敬語で話すのが無難かと思います。
あいさつしたい!
本を買うだけでなく、あいさつや声かけをしたい!と思ったら勇気を出して声をかけてみましょう。
午後のまったりした時間がおすすめです。後ろに列ができている場合は手短にすませましょう。
声をかけた時の相手の反応を見て、もう少し話せそうかどうかは判断するといいかも?
★キダチがサークル主だったら
「いつも見ています」「この間アップされてたあのお話が好きです」「これからも頑張ってください」など声をかけられるととても嬉しいです。
なんて声をかけられたら嬉しいか、声をかけられたいかどうかは、正直人によるかと思います。
差し入れしたい!
サークル主さんや当日お会いした方に、お菓子などの差し入れを渡したいと考える方は多いと思います。
相手に負担にならない、心のこもったものをお渡しすると良いと思います。
大きいもの、値段の高いものは相手の負担になるおそれがあります。
関係ができていない相手に渡すのは避けましょう。
★キダチの場合
私はお菓子やティーパックを頂くことが多いです。
近年、ホットアイマスクやカイロ、ウェットティッシュなどの消耗品をもらうことも多くなりました。とても助かりますし、嬉しいです。
過去に、取っ手つきの籠に入ったお菓子の詰め合わせや、ワレモノの瓶に入ったジュースをもらったことがあります。
どちらも持ち帰るのに困るため、籠のお菓子は泊まった友人の家で食べて、籠は友達の家に置いてきました。
瓶のジュースは会場で飲もうと思ったのですが水や炭酸で割るのが前提のやつでしたので、現地の友人にプレゼントしました。
気持ちはありがたく受け取るのですが、遠方から来ている場合、持ち帰るのが大変なものは困ってしまいます。ジュース、美味しそうだったので飲みたかった……。
お話したい!
憧れのサークル主さんと、推しカプについて語り合いたい!
あの人の作品の感想を直接伝えたい!
そんな想いを抱えている方、たくさんいると思います。
こればかりは、相手と自分の立場に関係なく「気が合うかどうか」や「相手との距離感が合うかどうか」が深くかかわってくるので、一概に「こうするのが正解!」というのは無いです。
後ろに列ができていないかに気を付けることと、長時間話し込まないようにすることは共通して気を付けると良いと思います。
★これはキダチの場合の話です
サークル参加者さんと一般参加者さんの立場は本来対等ですが、一般の人はサークル主さんのことを知っていても、サークル主からしたら一般参加者さんのことを全員把握していません。
知らない人から、友達のように話しかけられると、急に距離を詰められたような気がしてびっくりしてしまいます。
私の場合は「この間アップしてた作品も好きです~」とか「この本楽しみにしてたんです~」とか言われるとチョロいです。
世間話や推しカプ語りよりも、相手の作品についてまず話すほうがお互いにハードル低いかも…?
Twitterで繋がりたい!
サークル主さんに挨拶して、あわよくばTwitterで相互になりたい。
そんな目標がある方もいるかもしれません。
好きな人とお話したいと思うこと、憧れの人と繋がれたら嬉しいと思うことは普通のことです。
しかし、相手にとってあなたは初対面かもしれませんし、もし片思いフォローをしていたとしても気づいていないかもしれません。
また、Twitterの使い方やSNSとの向き合い方はひとそれぞれです。
いきなり「相互フォローになりませんか?」と声をかけるのは危険かもしれません。
「フォローもリムーブもいつでもご自由に!通知切ってるし気づいてません!」という方もいれば「誰か分からない人からのフォローは怖い」と考える方もいるのでこれはほんとうに正解がないです。
「実はフォローさせてもらってて」とか「いいねとかRTとかしまくってて通知いってたらすみません」とか言ってみてフォローしていることをアピールしてみるといいかも。
もしあなたに興味があれば「お名前伺っても?」と聞いてくれるかもしれません。
差し入れにアカウント名をかいて、フォローするかどうかは相手に任せるのもいいかも。
こちらからフォローするのは自由です。
相手からのフォローバックは過度に期待せず、相手に任せるのが無難かも。
★サークル主同士でもよくある駆け引き
私の場合、イベントで直接お話してみて「この人ともっと話したい」と思ったら帰宅後フォローして挨拶することがあります。
帰りの新幹線とかでお疲れ様ツイートをすることが多いので、そのタイミングでフォローしたいなあと思った人はフォローします。
また、現地で他のサークル主さんから「フォローするタイミング見失ってて~、今更なんですけどフォローしてもいいですか?」みたいに聞かれることもあります。
対面で話してみてからフォローするかどうか決めている方も結構いるっぽいです。
アフターに誘いたい!
初対面でアフターに誘うのはまず難しいです。
諦めろとまでは言いませんが、かなり慎重になったほうがいいです。
SNSで仲良くなっている場合はイベント前にあらかじめアフターの約束があるのが普通で、普段からよくアフターするタイプのサークル主さんなら、すでに予定がある場合が多いです。
当日フリーなことはまずないです。
なので、当日いきなり誘ってうまくいくパターンはあまり無いかも……。
とはいえこれも人によるので、一期一会を大切にしていて「とにかく色んな人と交流をしてみる!」「私は初対面でもご飯までならOK」というスタンスの方ならOKしてくれるかも?
ですがそれも稀だと思います。
★私の体験談
私がまだサークル参加したことがなかったころは、3回目のご挨拶くらいで思い切って誘ってみたらサークル主さんにOKがもらえ、二人でご飯に行けたことがあります。
が、それはそのサークル主さんが地方から来ている人で、アフターの話を聞いたことがなかったので「アフターの予定がない」ことが予想できていました。
さらに私と相手が同い年であることが分かっていて、ネット上でのおしゃべりもよくしていたため、たまたま上手くいっただけだと思っております。
◆いつかのために、イベント後の挨拶をまめにしよう
初めての一般参加なら、欲張らずに挨拶だけ、差し入れだけで帰るほうが無難な場合がほとんどだと思います。
ですが、何度か顔を合わせているうちに打ち解けたり、一般参加者さん同士でのお茶に誘われたりと、色んなチャンスが巡ってくるかもしれません。
その時がダメでも、帰り道や帰宅後にSNSで挨拶や報告を呟くなどして、交流を積み重ねていきましょう。
◆まとめとご注意
この記事では、主に初めて一般参加をする人や、右も左も分からない方むけに、最初の指針として参考にしていただければと思って書きました。
界隈によってルールや暗黙の了解はさまざまですし、交流のスタンスも人によって違います。
全ての人にあてはまるものばかりでなく、私が良いと思ったことが誰かの地雷であることも考えられます。
この記事を参考にしていただけるのは嬉しいですが、うのみにし過ぎないようお願い申し上げます。
また、この記事を参考にした結果起きたトラブルなどには、キダチは一切責任をとれませんのでご了承願います。
この記事を読んで、もしご提供いただける体験談やご意見・ご感想がございましたら、以下にありますお題箱よりおたよりをくださいませ!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
色々書いてしまいましたが、まずはイベント参加を楽しんでください!
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