たまに日本語が書けてない人いるよね。
キダチさんのブログは読みやすい、と言われたことがあります。
理由を聞いてみたら『増田とかでも似たような文章をよく見ますが、あっちは回りくどいし長文すぎる。あと自分のこと語りすぎ』と説明されて笑ってしまったんですよね。
確かに増田に長文を投稿しバズる人って、回りくどい長文を書いてる気がします。
お気持ちを吐き出すために書いている文なので、長くなるのは仕方ないとはいえ、あれ読みにくいですよね。
『増田』という呼び名の由来は、はてな匿名ダイアリーの英語表記『anonymous diary(アノニマスダイアリー)』からきているらしいですよ。
知らんかった。なんか増田って呼ばれてるなあくらいの認識でした。
同人活動や腐女子に限らす、増田にお気持ちを投稿する方は色々いらっしゃいますが、わたしは腐女子でオタクなので、腐女子の増田がよくRTされてきます。
今日はそれを読んで思った、読みやすい文章のお話。
本題に入るまでが長い ~自己紹介はいらぬ~
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はてな匿名ダイアリーに投稿されるお気持ち長文は、長文というだけあってとても長いです。言いたいことが沢山あるので長文になるのは仕方がありません。
しかし、読みやすくして、多くの人に最後までちゃんと読んでもらえる文章を書けばいいのに、と思うことがあります。
増田の長文って、本題に入るまでが長いんですよ。
たとえば『一緒にアンソロを企画した相方に逃げられた』っていうタイトルが気になって、その記事をクリックしたとしましょう。
開いてみたら文字びっしり。さらに『私が同人活動を始めたきっかけ』とか『普段どんな活動をしているか』の自己紹介から始まってたりするんですよ。
いやあなたのパーソナルな情報は今いらんから。
あとで適宜補足してくれよ。と思うわけです。
だいたい、匿名ダイアリーに投稿してるのになぜ詳しく自己紹介をするのか。
タイトルや小見出し、他人のRTに付随するコメントに惹かれて記事をクリックしているのですから、クリックした人は早く本題が知りたいわけです。
もちろん感情移入してもらうためには自己紹介や背景の説明もある程度必要です。
ならこういう構成はどうか。
タイトル『一緒にアンソロを企画した相方ににげられた』
【書き出し】
聞いてください、一緒にA×Bのアンソロを企画したフォロワーが消えました。トンズラです。もう印刷してしまったから、印刷費●万円は全部私が支払わないといけなくて混乱しています。もう会ったこともない人とアンソロをやるのはやめようと思いました。(タイトルの補足で結論まで簡単に一気に書いちゃう)
【さらに詳しい説明】
詳しく状況を説明しますと、まずA×Bのアンソロをフォロワーが立案……
【適宜必要な自己紹介や背景】
ジャンルは今旬の某漫画で……
私は普段はpixivに投稿するだけで印刷や頒布については不慣れで……
【まとめ】
とにかくこんな状況で困り果てました。この話で得た教訓は~
【締めとかお礼】
ここまで読んでくれてありがとうございました
これなら、さっさと概要だけ掴みたい方は最初の数行で事足ります。
より詳しい状況やお気持ちを読みたい方は、気になって後半まで読んでくれるでしょう。
ポイントは、タイトルが気になってクリックした人に、早く見たい情報を届けることです。
増田のお気持ち長文書くのに読みやすさなんて意識しねえよ、という意見が聞こえてきそうですが、増田で魅せる文章を書く人は、頭がいいし、文章がうまいです。他のところで文章を書かせても人を惹きつける文章を書くでしょう。
せっかくお気持ち長文を書くのです。
お気持ちが伝わりやすい文章にしたほうがより良いでしょう。
文字がびっしりでは読む気も起きない
文章の内容に関わらず、ページいっぱいに文字がびっしり書かれていたら読みづらくて、読む気になりません。ざーっと目を通すだけですぐ閉じちゃうでしょう。
ただ書きなぐりたかっただけにしても、数行おきに1行空けるとか、文頭の一字下げをするとか、頻繁に改行するとかで、各段に読みやすくなります。
おためしあれ。
あと、私の体感なのですが、ブログやダイアリーの記事って、1000字以下だと物足りなく、2000字を超えると長いなあと思うことがあります。
だいたい1000字~2000字くらいにおさめると、ちょうどよく読み終われますよ。
増田を見たことがある方、そういうのを読むのがお好きな方、ぜひ「最後まで読みたくなる増田」と「途中でどうでもよくなる増田」の違いを見比べてみてください。
そして、自分が何かで文章を書く機会があったら、読みやすさを意識して書いてみてくださいね。
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