オタク女の手帳 腐女子と小説と二次創作同人誌

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実力不足を認める勇気 努力から逃げない考え方 二次創作同人誌の話

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 ブログやTwitterYouTubeのラジオにはたくさんのお悩み相談のおたよりが届きます。
 今回はその中で特に多いご相談を取り扱おうと思います。

 

 人によってはかなり耳が痛い内容だと思います。ブログだから目でしょうか。
 深呼吸をしてお読みいただければと思います。

 

 今回扱うご相談はこちら。

『思ったよりブクマが伸びなかったとき、キダチさんはどう乗り越えますか』
『同カプの別の本は完売してるのに、なぜか自分の本は売れない。そんな時どう心を立て直しますか』

 

 ウッ、私こういうの送ったかも……という方、ご安心ください。こういったお悩み相談は非常に多いです。あなただけではありません。

 細かいところは違いますが、おおむね『作品を出したものの、思った反応が得られなかったことにより落ち込み、元気を出したい方』からのご相談としてまとめます。

 

目次

 

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 私だったらどうするか、それに答えるなら非常にシンプルな答えになります。
 それは『なぜ売れなかったのか(伸びなかったのか)を考え、つぎに活かす』です。
 原因を分析し、対策を練り、努力をします。

 

 しかし、落ち込んで悩んでいる人はこのような答えを求めていません。なぜなら、自分の実力不足・努力不足であることを心のどこかで分かっているからです。
 分かっている人に『いやただ実力がなかっただけなんじゃないの』と言うことは、ただ痛いところを突くだけにすぎず、アドバイスにはなりません。

 

 その方たちが無意識に求めているのは「自分のせいではないという慰め」と、「努力することから逃げる言い訳」なのです。

 

まずは認めて開き直るところから

 

 もちろん立ち直るために自分を慰めることは大切です。自分を一番に許せるのは自分だからです。
 周りがみんな敵にまわっても、自分だけは自分の味方でいるべきです。

 

 ただし、慰めてばかり・言い訳してばかりでは問題の根本的原因から目を逸らしつづけなければならず、良い方向へは向かいません。

 まずは、自分で自分自身の実力を認めてあげることが大切なのです。


 自分の実力が足りないだけなんて、誰だって考えたくありません。しかし、それを認めなければ努力することもできません。
 まずは勇気を振り絞り、自分の作品は下手かもしれない!と認めましょう。
 開き直ってしまえば、とりあえず悩んでいる状態からは抜け出せます。

 


すごい人の背景にある「努力」に注目しよう

 

 実力不足かもしれない。下手かもしれない。それを認めることができたなら、まず第一歩です。えらい。

 次に注目すべきは「なぜ、実力不足なのか」について。
 それを考えたとき嫌でも直面するのは「自分が努力不足である」という事実。

 

 とあるエッセイ漫画で『すごい人の努力を認めてしまうと、嫌でも自分の努力不足に直面することになる。だからすごい人の表面しか見ようとしてこなかったんだ』と自己分析されている方の考え方を読みました。

 

 すごい人は、そのすごさにたどり着くまでに努力をしているはずです。しかし、その努力から目を逸らしていると「あの人はいいよね、簡単にすごい絵がかけて」とただ羨むだけになってしまいます。

 

 こじれていくと「あんなの大したことない」「大手だから」「私の作品の良さが分かる人に出会ってないだけ」と言い訳が増えてきてどんどん努力から遠ざかってしまいます。

 まずは「すごい人」がその地位に至るまでしてきた努力を認めましょう。そして、自分の努力不足と向き合うのです。


過去は変えられないが、これからは変えられる

 自分に足りてないものが分かったら、あとは足していくだけです。
 足りてないからといって、それが悪いわけではないのです。
 よくないのは、足りてないことが分かっていながら「足そうとしないこと」です。

 過去に何かが足りてなかったなら、これから足せばいいのです。

 

 すごい人に追いつくのは、すぐには難しいかもしれない。

 でも今から努力すれば、同じように言い訳をして努力から目を背けているどこかの誰かさんよりは、先に進めるのです。

 

 努力する決意ができたら、世の中には『絵の上達法』『文章力アップ法●選』といったノウハウは溢れていますので、自分にあった方法をトライしてみましょう。

 

努力についてはこちらの記事でも書いています。


宣伝不足もあり得る

 

 単純に実力が足りていないのなら、ただひたすらに練習や勉強をしていくしかないのですが、同人の場合はもしかすると「宣伝不足」もあり得ます。

 

 特に小説書きさんに多く見かけるのですが、即売会会場でのスペースがシンプルすぎる人がいます。

 頒布物は無地の表紙にタイトルのみ印字。ポスターもポップもなく値札のみ。よく見るとやっと値札に小さく「A×B ●●本」という短い説明が見つかるというサークルさん。

 

 下調べをし、あなたの作品のサンプルを見て、それ目当てに来てくれる人ばかりではありません。

 初見の人は目を引く何かがないとまず足を止めません。
 いくらサンプルが素晴らしく充実していても、初見の人はそれすら気づきません。

 

 自分が即売会会場で、目当てのサークルさんに向かって歩いている時を想像してください。
 シンプルな表紙の本がぽつんと置いてあるサークルさん、派手なポスターに大きく『A×B』とかいてあるサークルさん、どちらに目を引かれますか?
 どんなサークルさんだったら、思わず足を止めますか?

 

 読んでもらえさえすれば良さが伝わるはず、と思っているならば、まず読んでもらうための工夫をしましょう。

 どんなに素晴らしい本でも、気づいてもらえなければ当然売れないのです。

 せっかく努力して実力もついたなら自身をもって宣伝しましょう。

 

宣伝についてはこちらの記事にも書いています。



まとめ

 いかがでしたでしょうか。ちょっとお説教臭くなっちゃいましたね。

 努力は面倒くさいですし、誰だって楽をしたいです。
 同人活動、楽しいと思ってたらこんなにしんどいなんて……と現実に打ちのめされている方、たくさんいると思います。そんな嘆きも届きます。

 

 しかし、それに気づいたということは、憧れの作家さんたちが通った道に自分も立てているということになります。
 あの作家さんも、あの大手さんも、最初はこんな気持ちだったのかな……そんな想像を巡らせるところから始めてみませんか?

 ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

このブログで話題にしたエッセイ漫画はこちらです。

 

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