オタク女の手帳

同人誌を出すタイプの女オタクの雑記ブログ。同人女の自己肯定感よ上がれ

家に泊めたフォロワーが図々しすぎて損しかしなかった話

 こんにちはキダチです。

 なんかブログのネタないかなーって考えていて、ふと思い出して腹が再沸騰した出来事があるのでお話します。もう数年前の話なので時効でしょう。

 

 これは、Twitterで知り合って仲良くなったフォロワーを家に泊めたときのお話です。

 

 

 楽しいお泊り会になるはずがわたしが消耗しただけだった

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 わたしの住んでいる地域には、当時流行っていたジャンルゆかりの地があるため、フォロワーさんが遊びに来ることがよくありました。

 いつもはわたしが東京へ行かないと会えない人たちが、わざわざ来てくださるので当時はとても楽しかったですね。

 そんな感じで、観光しにくるフォロワーのひとりを、わたしの部屋に泊めました。

 

 「今度〇〇を観にそちらへ行くので遊びませんか」と言われたので、「泊まる場所をお探しでしたら、よかったらうちに泊まりませんか」とわたしの部屋へ泊めてさしあげることにしました。

 今思えば、そのときに食事だけにしておけばよかったです。

 

 彼女は当時わたしがいたジャンルではそこそこ名の通っている絵師さんで、わたし自身も彼女のイラストのファンだったので会うのがとても楽しみでした。

 

 わたし自身、部屋に人を招待するのが好きで、いつ誰が来てもいいように部屋を掃除している感じなので、初めて会うフォロワーさんを泊めることには何の抵抗もありませんでした。

 

 で、当日。彼女は夜行バスと電車を乗り継いでやってきました。

 観光を先にする予定だったので、観光地の最寄り駅で待ち合わせました。

 わたしは車で迎えに行き、駅前で彼女を乗せました。

 まずは挨拶、その次の一言が「すみません、お土産買ってくるのを忘れました」でした。

 この時点では「いいですよそんな気を遣わなくて!」と返しました。わざわざ遠くから来てくださった方なので、負担なく過ごしていただこうという気持ちがその時はありました。

 せっかく来てくださったのだから、楽しんで帰ってもらいたいと思っていたのです。

 

 わたしは彼女を乗せて、周辺の観光地を順番に案内しました。もともと行く予定だった流行りジャンルゆかりの地ではそのジャンルの話で盛り上がりましたし、ドライブ中もおしゃべりするのが楽しかったです。

 でもその楽しさも最初だけでした。

 

 ふたつめに訪れたのは水族館でした。せっかく来たのだから、観光地はめいっぱい周らないともったいないと思ったので、水族館が好きだという彼女のために計画していたんです。

 わたしは何度も来たことがある水族館だったので、彼女のペースに合わせてみて回りました。

 そしてふと、ちょうどイルカショーが始まりそうな時間であることに気づいたわたしが彼女に「イルカショー始まりますよ、行きませんか」って聞いたんです。

 そしたら彼女は「わたし、イルカ派じゃないんで」と言ってペンギンのほうへ歩いて行きました。

 

 イルカ派じゃないってなんやねん。

 

 いや確かにわたしもこの水族館の一番の見どころはペンギンだと思ってるけども。

 その時、わたしの中で「何かがおかしいな」と思い始めました。

 普通、同行している人が「イルカショー観よう」って言ったら即答で断る前に「見たいですか?」くらい聞きませんかね。

 「実はわたしイルカショーが苦手で、もし行きたいなら後ろのほうで観ませんか」くらい言ってくれればわたしも諦めましたよ。

 久しぶりだったから観たかったけど、初めて来る彼女のペースを優先したいと思っていたので。

 

 イルカショーを断られた時くらいから、わたしは「彼女に付き合わされている」ような感覚になっていたように思います。その時はまだ「そ、そっかぁ」程度の感覚でした。

 

 そして、水族館の観覧が終わったあと、車のエンジンをかけ、わたしが「次はどこへ行きたいですか」と聞いたとき、彼女は「あー……じゃあ布が買いたいので、布が買えるところへ行きたいです」と言ったのです。

 

 近くに、手芸屋さんを含むショッピングモールがあるので、そこへ連れて行きました。そこなら、布を買ったあとウィンドウショッピングもできますし、オタクならゲームセンターやホビーショップなどを見ながら話すのも楽しいと思ったんですね。

 

 手芸屋で布を選ぶ彼女を、店頭で待つわたし。

 目当ての色が見つかったのか、楽しそうに「これで衣装が作れます~」って言っていました。

 わたしはこの人の個人的な買い物(コスプレ用)に付き合わされていたのです。

 いや、その買い物、地元に帰ってからすればよくない?

 

 しかも、布を購入した彼女は何もいわずに駐車場のほうへ歩いてこうとしました。

「出るんですか?」と聞いたら「え? もう欲しいものは買えたのでここに用ないですよね?」と言われたのです。

 わたしは唖然として、車に乗りました。布一枚買うために、わざわざ車を走らせて大きいショッピングモールに来ただけとなりました。

 ちなみに、道中彼女は助手席で寝ていました。寝てるだけで目的地に着くなんていいご身分ですこと。

 

 前々から「そっちに行ったら、〇〇が食べたいです」と言われていたので、わたしは夕食に、その名物が食べられる場所へ連れていくことにしました。

 食事の席でのやりとりは普通でしたが、徐々に彼女に対する「来てくれて嬉しい」感が薄れていたため、彼女の言動や行動がいちいち気になるようになってしまいました。

 

 わたしがエビ天のしっぽを食べずに残していたのを「食べないならください」と言ってひょいとつまんで食べてしまったことにも引いてしまいました。

 友達だったり、信頼している人になら、食べないものを食べてもらうことくらい、なんとも思わないはずなのに。お行儀が悪いなと思ってしまいました。

 さらに、「丸一日わたしに運転させておいて、ここも割り勘かよ」と思ってしまうほどには疲れていました。

 いつもなら遠くから来てくれた方には夕食を奢るくらいのことはするんですけど。

 

 いよいよわたしの自宅へ帰ることになったのですが、もちろんわたしの自宅なので家事はすべてわたしがやります。

 親兄弟や友人でも自室の台所にはあまり立たれたくない(よく見ると汚れていたりするから)ので、泊まりに来た人を全面的にお世話するのはわたしにとっては苦ではありません。

 

 掃除したばかりの綺麗なお風呂を用意して、彼女に「先にどうぞ」と言ったら「人の

家のお風呂苦手なんです」と言われ、彼女はお風呂に入りませんでした。

 「一日くらい入らなくても問題ないです」と。

 いや、一日くらい入らなくてもあなたは平気かもしれないけれど、一日中いろいろなところへ出かけた身体を、そのままわたしの布団に入れてほしくはないが? と思ってしまいました。せめて身体拭けよ。

 むしろあなたのためにお風呂を綺麗にしたので使ってほしかったです。

 

 そして、わたしが風呂を済ませて出てくると、彼女はスケッチブックを取り出して絵をかいていました。

 彼女は同ジャンルの絵師さんだったので、わたしにイラストをプレゼントしてくれるのかな、と浅はかながら期待しました(ぶっちゃけもういらなかったけど

「絵、描いてるんですか?」と聞いてみたら「はい。毎日描かないと上手くならないので」と言って寝る時間まで絵の練習をしていました。

 

 普通、オタク同士のお泊り会なら円盤鑑賞会とか、一緒にゲームしたりとか、しませんか?

 彼女に机を使われていたので、わたしは仕方なくいつも通りひとりでアニメを観ました。ときどきアニメの話を振ってみたのですが「そうですね」「わたしそれ観てないんですよ」と言いながらもくもくと絵を描いていました。

 彼女が机から顔を上げてアニメを一緒に観てくれることはありませんでした。

 

 あっと言う間に寝る時間。

 わたしはお客様のために新しい敷パットと枕カバーに替えておいた自分のお布団に彼女を寝かせました。わたしはお客さんが来たときに、自分が寝るために用意している細長い座布団で寝ました。

 寝る前のおしゃべりなど、そういう女子のお泊り会の楽しみなど皆無。彼女は即熟睡でした。まあ、遠出してきたその足で一日中観光してたから疲れたよね。

 

 明日はさっさと帰ってもらおう。そう考えながら寝ました。

 

 次の日、わたしは彼女より先に起きて朝食を用意しました。

 結構な物音だったと思うのですが、彼女はわたしが朝食を作り終えるまで起きませんでした。

 テーブルにトーストとハムと卵焼き、スープという簡単ながらもちゃんとした朝食を並べました。それでも彼女が起きないので、そこで起こしました。

 彼女はなにやらむにゃむにゃいいながら、「ふにゃ~ごはんだ~」などという謎の鳴き声を発しながらぞろぞろと布団から出てきて食卓につきました。

 「朝起きたらごはんができてるなんて幸せだにゃ~」と言っていました。それかわいいとおもってんのか。

 

 その日は「お土産を買えるところを紹介します」とわたしから提案し、買い物が中心となる観光地へ連れて行きました。

 そこなら時間もたくさん潰せるし、お土産もたくさん買えるし、何より「お土産を買ったらもう帰ってくれ」という気分でした。

 まあでもせっかくの1泊2日、2日目をただお土産買って帰るだけだと可哀想だという気持ちはわたしにもありましたので、昼食にも名物料理のお店を紹介し、夕方まで観光地を歩きました。

 

 お互い次の日は仕事ということで、夕食前には駅へ送ることになっていました。

 なので、わたしは駅で彼女を見送るとき、前々から渡そうとおもっていたお土産のお菓子を渡しました。本当は途中で何度も、もう渡すのやめようかとも思ったのですが、こうなったらもうプライドの話でした。渡しました。

 

 結果、彼女はとても楽しんでくれたようで、帰りの新幹線のなかで何度もお礼をメールしてきてくれました。

 

 しかし私に残ったのは疲労感。

 

・人の家に泊まるのに手土産もない。

・人にずっと運転させておいてガソリン代も出さない。

・助手席で寝る。

・「イルカ派ではないから」と水族館を自分ルートで行脚。

・個人的な買い物をわざわざ遠征地でする。

 

 などなど、普段のわたしなら気にしないことが全部裏返され、すべて許せないことになってしまいました。

 いつものわたしなら、遠くから来てくれた方には「めいっぱい楽しんで帰って欲しい」と考えるので、食事代も、車の運転も、家に泊めて光熱水費がふたり分かかることも、なーんにも気にしないんです。

 しかし、この方からは「思いやり」や「気遣い」などを全く感じられず、わたしは二日間で消耗しました。

 

 一言あればよかった。「ガソリン代出しましょうか」「ここは私が払います」でもなんでもいい。一言ほしかった、大人として。

 そしたら快く「遠くから来ていただいてるので、割り勘で大丈夫ですよ」と言えたのに。むしろ一食くらい奢ったのに。

 

 この二日間のせいで、わたしは彼女に対する不信感のようなものが募り、反対に彼女はわたしのことがより好きになってしまったようでした。

 観光がよほど楽しかったようで、楽しんでもらえたのはすごくよかったんですけど。

 その二日の旅行後、彼女はわたしに対して遠慮がなくなっていきました。

 

 Twitterでもよくリプがくるし、わたしが書いた小説についてのイラストを描いてアップするし、わたしが呟いたネタを漫画にするし、わたしが呟いたネタに「そのネタもらっていいですか?」ってリプしてきたし。

 

 同ジャンルの絵師さんだったし、わたしの小説に表紙をつけてくれたこともあったので、それまではすべて快くOKしていましたが、彼女に対して愛想が尽きてしまったその時となってはすべて「ゆるパク」でした。

 結局わたしは最後まで、彼女のネタ帳でした。

 

 彼女とはその後ジャンルが分かれて次第に疎遠になり、わたしがアカウントを変えるタイミングで相互ではなくなったのでもう縁はないのですが。

 今でも時々思い出しては腹が立ちます。

 わたしはあの時、観光の交通費と宿泊代を浮かせるために利用されたのだ、とまで思ってしまっています。

 

 やってもらって当たり前、だと思われていたんでしょうか。

 親しき仲にも礼儀ありといいますし、わたしもそれ以来、より気を付けなければと思いました。

 

 いや、遠くから来たほうには交通費がかかるんだから、それくらい出してやれよ、と言われるかもしれません。実際相談したうちの一人からは言われました。

 けれど、『わたしも元々そういうつもりだったが、彼女の態度を見ていてそうする気も失せた』ということは理解してもらえました。

 

 友達が部屋に上げてくれたら「ありがとう」、車を運転してくれたら「ありがとう」。たったそれだけでいいんです。

 

 この二日間のことを思い出すたびに自問自答し、結局は『わたしのために時間や労力をつかってくれるすべての人に、感謝しなきゃ』と思いなおすことでこの話は終わるのでした。

 

 どうしようもない愚痴のような話を、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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